山小屋めぐり ⑯ハミガキコOK!『白山・別山』2つの霊峰を縦走するならココ「南竜山荘(なんりゅうさんそう)」

飼い主のひとりごと

2024年9月の情報です。

浄化槽設置で、せっけん類も使えるハイテク山荘

標高2,080m。「白山」の中腹に位置する「南竜山荘」は、定員150人。
山あいにあるので、残念ながら山荘からご来光や夕陽を眺めることはできませんが、「御前峰」だけでなく「別山」まで縦走する人達に人気の山小屋です。

また、このエリアで唯一の幕営地「南竜ヶ馬場(なんりゅうがばば)キャンプ場」があり、気合いの入った登山客が多く行きかう場所となっています。

「南竜山荘」外観は落ち着いたたたずまい

気持ちの良い湿原が広がる木道を歩き、赤い屋根が近づくに連れて、3つの建物が見えてきます。
一番手前が「セントラルロッジ」。キャンプ場の受付はこちらです。
その後ろが「従業員宿舎」で、一番後ろの大きな建物が「南竜山荘」です。

周辺は木道が整備されている
前から「セントラルロッジ」「従業員宿舎」「南竜山荘」
テント受付は「セントラルロッジ」へ
館内には入っていないので建物内は未確認

「セントラルロッジ」の前には、テーブルベンチが設置されていて、『南竜湿原』を見渡せる絶好の休憩ポイントとなっています。

のんびり休憩できる「セントラルロッジ」前のテラス席
山荘泊の人は、直接「南竜山荘」へ

キャンプ場をざっくり見てみよう

山荘から5分ほどのところにあります。
今回こちらは利用していないので、通り過ぎただけですが、かなりスペースは広いです。
通路の両側に、いくつものエリアが点在する造りになっています。

キャンプ場の様子 1人800円
いくつものエリアがある

トイレ・炊事場もしっかりしており、ケビンもありました。

トイレ
定員5人のケビン 1棟14,000円

小屋内の施設

洗面所・トイレ

まず、ご紹介したいのが、洗面所・トイレ。
周辺に川があるため、水源豊富なこちらの山荘では、天然水『甘~い南竜水』がいただけます。

洗面所の水は、すべて『飲用可』。
うたい文句通り、本当に美味しいお水でした(^-^)

周辺には川が流れているので水源が豊富
美味しい天然水がいただけます

しかも、浄化槽が設置されているため、山小屋では常識的に禁止とされているハミガキコなどの石鹼類の使用が可能です。

受付のスタッフさんが「洗顔フォームで顔を洗ってもいいよ~」と、説明してくれました。
知らなかったから持ってきてないけど…女性にとっても優しい山小屋なのです♬

ハンドソープが設置されている 久しぶりのサッパリ手洗い♪
建物奥には、ピカピカの洗面所

トイレにつながる廊下の途中にある洗面所は、昔ながらの造りですが、清潔に保たれています。
洗面所が沢山あるので、繫忙期でも安心ですね♪

洗面所は2ヶ所ある
トイレ内の様子

廊下の突当りがトイレです。
男女別の入口になっていて、個室は4つ。
最新式の温水洗浄便座ですが、消灯後は通電が止まってしまう為リモコンは使えず、タンク横のレバーで流します。

もちろん温水洗浄便座 消灯後はレバーで流してね
トイレ内にもしっかり洗面所

受付・売店・談話室

1泊2食:11,100円
素泊まり:8,000円

受付の隣が談話室になっていて、売店も併設されています。

受付カウンター
すぐ隣が「売店」兼「談話室」カッコイイ南竜Tシャツ3,300円

Tシャツ・手ぬぐい、カップラーメンやお菓子類などの販売があります。

疲れた体に冷蔵庫で良く冷えた飲み物は魅惑的で、ついつい手が出てしまいますね(^-^)
他に、ワインや金沢の銘酒 加賀鳶(かがとび)も置いています。

売店商品ラインナップ
冷蔵庫で良く冷えた飲み物。誘惑に勝てない…

缶ビール 500円
缶チューハイ 400円
ペットボトル飲料 450円
ボトルワイン 1,500円
日本酒 加賀鳶 600円

本当は持ち帰りが望ましいのでしょうが…
こちらで購入した空き缶は、引取ってもらえました(^-^)
この時は宿泊客が少なかったからかもしれません。

飲み物メニュー

談話室はこじんまりとテーブルが1つだけですが、アットホームな雰囲気♬
天気予報が確認できるTVもありました。

ケータイは、ほぼ快適につながります。(povoでも大丈夫でした)
充電コーナーは、無料です!

談話室
無料で使える充電コーナー♪

玄関には大きな靴箱があり、好きな場所に置いてよいシステムで、お散歩用のサンダルも用意されています。

玄関には大きな靴箱
お散歩用のサンダルもある

部屋

階段を上がって2階が客室になっています。
今回泊ったのは、3号室。
二段の造りで、2人づつ寝られる仕切られたスペースです。

部屋のドアから直接2階のテラスへ出られるのがポイント!
わざわざ1階に下りて外へ出なくても、ここから雄大な景色を楽しむことができます。

突き当りのドアから2階のテラスへ出られます
2階のテラス ベンチでのんびりくつろげます

嬉しいことに、窓側のお部屋です!(^^)!わーい!
毛布もフカフカで気持ちよく、枕は不織布カバー付き♪

めったに泊まれない、窓側のお部屋は特等席だね!

窓の外には、穏やかな山々の風景が広がります。
ホッとするひと時(^-^)

ここから星空も見えちゃいます♪

窓からの風景もステキ♪ 

着替える時は、カーテンを閉めて個室風に。
室内灯も完備されているので、安心です。

フックや手すりに小物を掛けられるのもナイス!
室内灯もあります

奥の方には、大人数で泊まれる大部屋がありました。

大きな窓があるのでとっても明るく、畳が敷かれた「和室」でした(゜o゜)
スゴイね!

大部屋の様子

食堂

夕食は17:00。朝食は6:00です。
入口でアルコール消毒を済ませたら、席に案内していただきます。

広くて明るい食堂 四季折々の高山植物の写真がたくさん飾られている

ごはんと味噌汁はお替りできます。
この日の夕食のメインは、ホロホロと柔らかいお魚でした。
いつもデザートのゼリーが付いているのですが、果汁たっぷりで美味しいです♪

夕食
朝食

高山植物に詳しいスタッフさんがいるので、質問するといろいろ教えていただけます。

テント泊の人も希望すれば、こちらで食事をいただけるようです。

自由に使える調味調・ふりかけ
食堂で飲む分は無料ですが、持ち出しは有料

乾燥室・更衣室

「乾燥室」は、自由に使用してよいとのこと。
ただし基本的に、ストーブは雨の日だけ点けるようです。
でも、この日は乾かしたいものがあったようで、ストーブが点いていました。

「乾燥室」入口
雨の時でも安心、充実の乾燥室

「更衣室」が素晴らしい!
お部屋で着替えができるので使用しませんでしたが、のぞいてみました。

ピカピカの室内は、4~5人が一度に着替えられるくらいの広いスペースです。
ちょっと置けるカウンターや、掛けるのに便利なポールなどの設備が整っています。

「女子更衣室」がスゴイ!
広くてキレイ♪ 鏡・カウンター・換気扇・コンセントまである!

周辺散策+別山まで行ってみよう

周辺はなだらかな「南竜湿原」が広がり、木道が整備されています。
小川の清流に癒され、大自然を感じながらのんびり歩いていると、穏やかな気持ちになれます。

夕陽は見えないけど…茜色に染まる空と山影のコントラストが美しい♪

「南竜湿原」を散策してみた
夕陽は見えないけど、十分満足な夕焼け♪

山荘から1時間ほど登ったところに『アルプス展望台』があります。
御嶽山・乗鞍岳はもちろん、剱岳や槍ヶ岳など北アルプスの山々が一望できる場所です。

こちらからご来光を見ることもできますが、かなりキツイ登りです(;^ω^)

「アルプス展望台」
「御嶽山」近いね!
「槍ヶ岳」が見えた!

山荘から標高2,399m「別山」までは、3時間くらいかかります。

『市ノ瀬』登山口からでも、長ーい『チブリ尾根』経由で5時間30分。
どちらにしても、これはもう【修行】と言ってよいでしょう。
とにかく、訪れるのが大変キビシイ霊山なのです。

今回は、荷物を一部山荘にデポさせていただき、身軽にしてピストンで挑みました。
それでも往復で約6時間…
人も少なく、静かな登山道です。

一番奥が「別山」だよ

山頂直下には立派な「別山神社」があり、改めてここまで来られたことに感謝の意を込めて参拝。

360度の大パノラマが広がる山頂を独り占め!
『誰か来たら写真撮ってもらおう』と、40分ほど滞在しましたが誰も来ない…寂しい…

修験の霊山として栄えた「白山三山」のひとつです
山頂は広く、360度の大パノラマが広がる

まとめ

「別山」への登山道より撮影した「御前峰」。小さく「南竜山荘」と「ケビン」も見えてる

ここまで来たら「別山」も行きたい!
…と、いうことで泊まった「南竜山荘」。

湿原の中にある落ち着いた雰囲気のアットホームな山荘です。
スタッフの皆さんは、優しくフレンドリー♪
失礼ながら…充実の設備にちょっとビックリでした。

ご来光も夕陽も見えないけど、オリオン座を近くに感じられる満天の星空に大満足です(^-^)

南竜山荘
石川県白山市白峰南竜ヶ馬場
TEL:076-259-2022(南竜山荘予約センター)
受付時間:8:00~17:00

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