2023年12月の情報です。
丹波天平(たばでんでいろ)ってどんな山?
標高1,340m。コーヒー片手に読書が似合う場所。
そして秋には紅葉が美しいことで知られる山です。
2023年4月から稼働している『丹波山村役場』は、人口530人の山村に建てられた10億円の新庁舎として話題になりましたが、ちょうどその後方に「天平尾根」が連なります。
「道の駅たばやま」に駐車して周回できるハイキングコースですが、尾根に出るまでは細く崩れやすい道が多く、冬季は枯葉が膝くらいまで積もるハードな山歩きとなります。


尾根まで上がってしまえば『天空の楽園』と、言われるのも納得の開放感。
山頂付近にベンチなどはありませんが、丸太がゴロゴロ置かれていて、しっくりと座り心地が良く、自然との一体感が疲れた心身をリラックスさせてくれます。


『眺望はあまり良くない』と、言われますが…冬季は葉が落ちて見通しが良く、ブラインド越しを想わせる控えめで柔らかな空間が広がり、尾根の両側に連なる美しい山並みが望めます。


※注意!ワンちゃんには『シューズ』が必要です!
チクチクつらい、スギやマツの枯れ枝。
加えて、栗のイガもあちこちに転がっているというワンちゃんには地獄のような登山道。
エルモも足取りヨタヨタ…苦しそうな表情を浮かべていました。


なので…ケガをした時の緊急用に持参していた『ポウズ ラバーブーツ』を履かせてみたところ、軽快に歩くようになりました(^-^)


初めて使用しましたが『Sサイズ』ちょっとブカブカですね。
でも足首部分はちょうどいいので、脱げることはありませんでした。
ちなみに、帰宅後『XSサイズ』を購入。
試してみたら、足のサイズはピッタリでしたが、足首の締め付けがキツイ…
なので、やっぱりエルモは『Sサイズ』(;^ω^)

駐車場・トイレ・自動販売機
「道の駅 たばやま」に車を停めました。
駐車台数:約110台
料金:無料
24時間いつでも停められます


トイレは別棟になっていて、中には暖房があるのでポカポカ暖かいです。


「道の駅」って、やっぱり安心感ありますよね(^O^)


登山ルートの紹介

今回の山行は、9.7km 5時間30分。
(休憩約40分を含みます)
「道の駅たばやま」に車を停め「サオラ峠」から「丹波天平」を目指す周回コースをご紹介します。
「サオラ峠」までの過酷な道のり
「道の駅たばやま」から国道411号線まで戻ります。
村役場方面へ進んで行くと、信号がある交差点があります。こちら、丹波村唯一の信号機です。


信号機を越えて進んで行くと、右手に10億円の村役場新庁舎が見えてきました。
外観は、まるでリゾートホテルかコンサートホール!
村の資源を利用したカラマツ集成材の大屋根がシンボルとなっている芸術的な建物です。

登山口を目指して更に進んで行きます。
出発から15分ほど、民家のガレージに「サオウラ峠登山口」という案内板がありました。
こちらのガレージの横を上がっていきます。

畑に囲まれたコンクリートの道を登っていきます。


畑の中の物置にワンちゃんがいました。
この辺りは、野生動物が多いので番をしているのでしょうか?
遠くからでしたが、こちらを見ても全然吠えず、賢そうなワンちゃんです♪


登山口のフェンスドアがありました。
道中いくつか畑へのドアがありますが、「サオラ峠登山道入口」と、書かれたドアから入って行きましょう。


しばらく進むと、2つ目のフェンスドアがあります。
ここまで1.6km 30分。

少し先には、小さいですが3つ目のドアがあります。

青空にスカッと映える山並みが美しい風景です。
奥の方に小さく見えるのが「大菩薩嶺」でしょうか?
キレイに組み上げられたタイヤのバリケード。
これなら野生動物がぶつかってもケガしにくく、優しい造りですね(^-^)


いよいよここから登山開始です!
しかし…最初からエルモはテンション上がらず、文句タラタラな表情。
冬のこの時期、登山道は枯れ落ちた枝葉で埋め尽くされているのです。


多少覚悟していたので、あらかじめボディスーツは着せていたものの…予想よりかなりヒドイです。


大きな倒木が道をふさいでいる個所もあり…
キビシイ登山道が続きます。

地図には記載がありませんが、分岐点がありました。ここまで2.5㎞ 1時間。
この先、ビックリするくらい目まぐるしく登山道の様相は変化し、難所が続きます。
良く言えば、飽きずに登れるということなのですが…

最初は、深さ1mくらい掘れた登山道を進みます。
雨が多い時期には、川になりそうです。


エルモはこの辺で『もう限界!』と、いうように抱っこをせがむようになったので、ラバーブーツを履かせることにしました。
ピチピチしているので、結構履かせるのが大変(T_T)

ブカブカだけど、気に入ったようでスタスタと歩き始めました。
もう少し早く履かせてあげればよかったかな…ゴメンね(;^ω^)


元気を取り戻し、登山再開です。
木々の間から見える山並みは美しいですが、標高はまだ900mくらいです。


針葉樹の【チクチク地獄】が終わったと思ったら…落ち葉が積もる道に変わりました。
どんどんどんどん深くなっていきます…もう登山道がわからないくらいです(T_T)


人間のひざ下くらいあるので、エルモにとっては肩の高さまである深さです。
ザレザレの地質の上に乾燥した落ち葉が積もっているので、滑って思うように進めません。
この【落ち葉ジゴク】との格闘で随分時間を費やしてしまいました。
その様子をこちらの動画にまとめています。


『終わった』と、思ったのも束の間…また再び【落ち葉ジゴク】がやってきます。


ここを抜けたら、今度は本当に終了しました。
そしてお次は、岩ゴロゴロの登山道…


『終わった』と、思ったら…
今度は、ザレザレと崩れやすい地盤+道が細~い急斜面が現れました。
よくぞここまでバラエティに富んだ登山道を揃えているものだと、感心するほどです(;^ω^)


心折れそうになりながらも進むエルモが、何か見付けたようです。

雪をかぶった「富士山」の山頂がちょっとだけ見えました。
ピリピリムードの中、ホッコリとなごむ瞬間(^-^)

難所はクリアしたようで、細いけど安定した登山道が続きます。


この急登を登りきれば「サオラ峠」に到着する予定です。
最後、キツイけど頑張っていきましょう!


標高1,406m「サオラ峠」に到着です。
ここまで4.4km 3時間もかかってしまいました。


ここから2時間、温泉「三条の湯」は、山小屋なので宿泊もできます。
渓流沿いにテント場もあるようで、こちらから「雲取山」を目指すのもいいかもしれませんね。

丹波山村の水源林を守り『山のおじい』と呼ばれた中川金治人氏への感謝の想いから、富士山が望めるこの場所に建てられた『中川神社』。
こちらは2003年、古くなった木造の祠が建て替えられたものです。
初代の木造の祠は、少し離れたところにまだ残骸が残っていました。


「丹波天平」までのパラダイスな道のり
少し休憩したら「でんでいろ」目指して出発!


ここからはほぼ平坦な広い尾根をのんびり歩いて行きます。


木々がスラッとそびえ立つ光景が美しく、ブラインド越しの景色は、ほのぼと安心感があります。
森に『ようこそ♪』と、歓迎されているみたい(^-^)




思わず駆け回りたくなるような広い場所もありました。
『天空の楽園』と、言われるのも納得です。

あっという間に分岐点まで来てしまいました。
ここまで6.5km 約4時間。
あれれ?
山頂は、この手前のはずなのに通り過ぎてしまったようです。

と、いうことで山頂を探しましょう。
目印はこのアンテナです。


アンテナから30mほど戻り、登山道からはずれ、村役場側の崖に向かって進みます。

ビミョーですが…一番地面が盛り上がっているなぁと、思われるところへ向かってください。

分岐の「案内板」周辺で休憩しましょう。
ベンチなどはありませんが、丸太がゴロゴロしているので、座るのにちょうどいいです。
コーヒーを淹れてもらいまったりすると、もう動きたくなくなる地よさ♬
ここで星空を眺めたらサイコーだろうなぁ…


「丹波小学校」目指して下山する道のり
さすがに寒くなってきたので、そろそろ下山しましょう。


行きとは違うルートですが、やはり【落ち葉ジゴク】・【スギ・マツ地獄】は、ありました。
こちらでも、ワンちゃんにはシューズ必須です。


先ほどのアンテナにつながっているのか、登山道に電線がブラブラしています。
手でつかめる高さだったりするので、頭に引っかからないように注意です。


下ること1時間ほどで、村の建物が見えてきました。
ハードだった登山ももうすぐ終わりを迎えます。

「丹波小学校」に到着です。
『学校敷地内ですが、登山道となっています』と、書かれています。
門を開けて入って行きましょう。


小学校内に入るなんて、なんだか懐かしいね♪
授業の邪魔にならないよう静かに通過していきます。

今日も一日お疲れさまでした(^-^)
おまけ 『鹿ばぁーがー』
平成21年(2009年)「のめこい湯」の駐車場に完成した「道の駅たばやま」。
名物ということで『鹿ばぁーがー』食べてみました(^-^)


軽食・飲み物・スイーツがいただける「TABAテラス」。
入口と反対側にワンちゃんOKの広いテラス席があります。
陽当りが良く、寒い日でもポカポカです。
食券を買うと自動的にオーダーされる仕組みになっているので、あとは待つだけ。


やってきました!ふっくらバンズの『鹿ばぁーがー』。
普通に美味しいですが、これといって特徴はありませんでした。
そもそも『鹿肉』って、どんな味だっけ?
クセのないサッパリ系だったかなぁ…そんなバーガーです(^-^)


道の駅たばやま
山梨県北都留郡丹波山村2901
TEL:0428-88-0411
定休日:なし(無休)
営業時間:10:00~17:00(時期によって変更あり)



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