2022年11月の情報です。
三頭山、大沢山、槇寄山ってどんな山?
三頭山(みとうさん)
標高1,531m。西峰(1,524m)・中央峰(1,531m)・東峰(1,527m)の3つの頂上があることより、「三頭山」と呼ばれており、日本300名山にも選定されている山です。




山の東側は『檜原都民の森』として、いくつもの自然観察路や遊歩道が整備されている他、クライミング教室や木工工芸体験などアクティビティも豊富です。


標高990mの駐車場から山頂までは、約2時間。
見晴らしも良く、子どもから大人まで1日中楽しめる人気のスポットです。
大沢山(おおさわやま)
標高1,482m。三頭山からは約30分。
山頂は狭くベンチが設置されているだけですが、眺望は良く、正面に富士山も望めます。


槇寄山(まきよせやま)
標高1,188m。三頭山より350mほど低いですが、視界を遮る木々が少なく開けています。
山頂は比較的広めのスペースで、テーブル付きのベンチがあり、のんびり眺望を楽しめます。
『数馬の湯』から2時間ほどで登ることができる山です。


駐車場・トイレ・自動販売機
檜原都民の森駐車場
駐車台数:約100台
料金:無料
時間指定あり
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始
※行楽シーズン中は利用可能な期間あり。詳細はHPでご確認ください。


自動販売機は、『みとう団子』が名物の売店「とちの実」の横と、トイレ前にあります。
施設は充実しており、公衆電話ボックスや広いスペースの休憩場所もあります。



トイレは洋式がメインです。
個室内にはフィッティングボードが用意されており、リュックを置いたり、着替えをする時に利用することができます。




案内図によると、三頭山山頂から10分の「避難小屋」にもトイレがあるようですが、今回はうっかり未確認です。

登山ルートの紹介

今回の山行は、約11㎞ 6時間。
檜原都民の森駐車場→三頭山→大沢山→槇寄山→九頭龍ノ滝を経由する周回コースをご紹介します。
「三頭山」までの道のり
まず「森林館」を目指します。
しばらく登山道になる気配はありませんね(;^ω^)




ワンちゃんの「難所」は、山中以外にもありました。
小さな川が流れているのですが、橋がこんな素材で作られているなんて!
エルモは、のっけから出鼻をくじかれました。


スタートから10分くらいで標高1,000m超えました!
なんか得した気分♪


あちこちに案内板が立てられており、造作物もちょいちょいあるので楽しいです。


徐々に登山道らしくなってきました。
この辺りから、本格的な登山が始まります。


標高1,142m「鞘口(サイグチ)峠」に到着です。
少し急な登りになりますが、巻き道もあるのでレベルに合わせてチョイスしてください。


「展望台」がありました。
ベンチもあって、早速のんびり眺望を楽しみたいところ…ですが、先が長いので通り過ぎます。




周りの景色を眺めながらの登山道は、どんどん標高が高くなっていくのがわかり、やる気も出てきます。
結構な急登ですが、順調に高度を上げていきます。





ちょっとした岩場もありますが、特に難所はありません。
整備の行き届いた「都民の森」は安心安全♬



あっという間に標高1,400mまできました。
ここまで1.5km 約1時間。


ちょうど紅葉が終わったばかりのせいか、人影も少なく、静かな山歩きです。

青空に白く輝く「ダケカンバ」。
老木になるとより白さが増してくるそうです。
ちなみに、ペンキで塗ったかのように白いのは「白樺」で、樹皮が剥がれて赤茶色がかっているのが「ダケカンバ」とのこと。

標高1,500mの看板がありました。
本来ならもう間もなく到着といったところなのですが…


まずは「展望台」。


スッキリとした青空にクッキリと浮かぶ山並み。ここでも充分満足できます♪
特徴ある形の「大岳山」は、わかりやすいですね。

展望台から2~3分進むと三頭山「東峰」があります。ここまで2.5km 1時間30分。
ここから山頂ラッシュが始まります。さらに5分ほどで三頭山最高峰の「中央峰」。


「中央峰」にはテーブルがあり、奥多摩方面の景色を眺めながらくつろげるスペースがあります。
メインの「西峰」が混み合っているときには、こちらを利用するとよいでしょう。


「中央峰」から10分もかかりません。
少し下って、登り返した先がメインの「西峰」となります。


広いスペースといくつものベンチが見えてきたら、到着です。


目の前に広がる富士山は圧巻!
最高峰ではないですが、「三頭山」メインの山頂とされることには納得です。
かなり広いスペースがありますが、週末やシーズン中は、座れないほど混み合うこともあるそうです。

反対側は「鷹ノ巣山」や「雲取山」など奥多摩の山々を望むことができます。


「大沢山」までの道のり
まだまだ登山は序盤です。先を急ぎましょう。
「大沢山」を目指して「西原(サイハラ)峠」方面へ進みます。


ここからは基本的に楽々♪下り基調となります。
10分ほどで「ムシカリ峠」に到着。


少し進むとキレイなログハウスの「避難小屋」がありました。
奥多摩ビジターセンターの情報によるとトイレもあるとのことで、2つあるドアのひとつがトイレの入口となっているようです。


今回はトイレには立寄らず、先に進みました。
しばらく緩やかな尾根道を歩いて行くと、ベンチが2つありました。


標高1,482m「大沢山」に到着です。「三頭山」からは30分くらいで到着しました。
スペースは広くはありませんが、ちょうどいい場所にベンチが設置されています。
こちらからも美しい富士山を望むことができました。



「槇寄山」までの道のり
最後のミッション「槇寄山」へと向かいます。


しばらく進むと、標識や案内板がたくさん立てられている分岐に出てきました。
ここまで4km 2時間30分。
どうやら「都民の森」の敷地は、ここで終わりのようです。




「都民の森」が終わったら、急に険しくなった…ような気もしますが、さらに進んで行きます。


基本的に難所はありません。
まだところどころ紅葉が残っている場所もありました。


並木道を通り抜けた先は「上野原市」。山梨県ですね。


眺望を楽しめる緩やかな尾根道をどんどん歩いて行くと、テーブルとベンチが見えてきました。


標高1,188m「槇寄山」に到着です。
ここまで6.2km 3時間45分。
山頂はゆったりとした広いスペースで、ベンチとテーブルがあります。


正面に視界を遮る大きな木がないので、スッキリとした眺望が楽しめます。
山梨方面の美しい山並みの向こうに、ポッカリと浮かぶ富士山が印象的。
午後になり、少し雲がかかってきてしまったのが残念です…(T_T)


「数馬バス停」までの道のり
ピークハントは終了ですが、コースはまだ半分残っています。
枯葉が降り積もる登山道を駆け下ります。
静かな山にシャリシャリと響き渡る心地よいBGM。


「数馬」方面へ進みます。
尾根は終わりで、ここからは一気に高度を下げていきます。



『朴の木』の葉(ホウバ)が目に付くようになってきました。
踏み音もカサカサからバリバリへと変わります。
ホウバは丈夫で香りが良く、殺菌作用もあるためキノコ類を保管するのに使われていたそうです。
現在でも朴葉焼き・朴葉みそ、朴葉にぎりなど各地の名物として活躍しています。


この道は、正面に奥多摩の山々を見ながら歩ける登山道です。
開けた場所からは、雄大な「大岳山」が望めました。


標高900mくらいまで下りてきました。周りの山が大きく見えます。


都道206号線が見えてきました。
標高760m。ここまで8.5km 4時間30分。
「数馬バス停」方面へ進みます。


サーモンピンクに紅葉した「目薬の木(メグスリノキ)」がありました。
『長者の木』とも呼ばれ、樹皮や葉より抽出されたエキスは、眼病を予防する効果だけでなく、肝機能を高めたり、動脈硬化予防また、血糖値を下げる効果もあるそうです。
一家に一本欲しい木ですね(^^)

「九頭龍の滝」から駐車場へ
車道を渡ったところに「九頭龍の滝(クズリュウノタキ)」があります。
ちょっと寄り道してみましょう。
落差10mほどの滝ですが水量が多く、現在でも九頭龍神社の滝行がこちらで行われているそうです。


車道に戻って橋を渡っていきましょう。
数馬の旅館街を歩いて行きます。


合掌造りの建物が目を惹く「兜家旅館」。
屋根の形が兜に似ているところから「カブト造り」といわれ、南北朝時代の落人伝説を秘めた400年の歴史がある建物だそうです。


旅館街を抜けると再び206号線に出ます。
道路を渡ったところに「都民の森から三頭山へ」という案内板がありますので、そちらへ進みます。


川沿いを緩やかに登っていく道が続きます。
途中にトイレらしき建物がありました。
便器はあるのですが、ドアがボロボロに壊れていて使うのにはちょっと勇気がいります(;^ω^)
林業の作業員のためのものかもしれませんね。


ここまで10km 5時間20分。
途中には、川渡りがあったり、長い橋が架かっているところが何ヶ所かあります。
エルモは、怖くて渡れない橋が2ヵ所ありました。

この橋は、歩くとベコベコして少し不安定。
しかも距離が長い上に、板の間の隙間も怖いのでしょう。
長時間ウロウロと粘っていましたが、結局渡れず…


幅は1mくらい。
ここは大丈夫かなと思いましたが、ダメでした。
基本的に犬は高所が苦手なので、ちょっと厳しかったかもしれません。

こちらの短い橋で、やっと勇気を振り絞って渡ってる感じ。
ゆるゆるのハイキングコースでもワンちゃんの難所はあるのです(;^ω^)

つらかった川沿いの道ももうすぐ終わります。
再び206号線に出たら車道に沿って歩き、カーブを回れば駐車場に到着です。


おまけ

『山男のガチャ』
木片で作ったキーチェーンなどの細工物が出てくるようです。
気になりますが、500円はちょっと高いかな…と、いうことで、売店「とちの実」でみとう団子を食べました(^^)
おしゃべり好きで、気さくな店主がgood!
こちらのガチャは、売店「とちの実」の横にあります。



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