(東京都 奥多摩町)思ったよりハードだった川苔山…コースのチョイスがカギを握る! ㉟川苔山 ㊱瘤高山 ㊲殿上山

犬登山

2022年1月の情報です。

川苔山・瘤高山・殿上山ってどんな山?

川苔山(かわのりやま)

標高1,363m。東京都西多摩郡奥多摩町に位置する山で、電車でのアクセスも良くJR青梅線「古里」「鳩ノ巣」「奥多摩」などの各駅からの縦走コースも人気です。
ただし、標高310mの「鳩ノ巣駅」出発を例にとってみてもわかるように、約1,000m登り、3~4時間かかりますので、時間配分など事前の計画をしっかりと立てておきましょう。
山頂は広く開けており、西側には「雲取山」を望む大パノラマが広がります。

西側は木がないので、スッキリと雲取山周辺を見渡せます

瘤高山(こぶたかやま)

標高1,116m。山頂はさほど広さはなくベンチなどもありませんが、東側が開けていて東京方面の景色が楽しめます。「鳩ノ巣」駅から2時間ほどの位置にあるので、眺望を楽しみながら疲れを癒すのにちょうどいいポイントです。「本仁田山」への分岐点となっています。

見ただけでは読める人が少ない「コブタカ山」 
山頂の様子 木の根や岩をベンチ代わりに♪
東側が開けているので、遠く街並みを見渡す景色が素晴らしいです

殿上山(でんじょうさん)

標高920m。本仁田山方面へ向かう杉の尾根の途中にある山です。うっかり見落としてしまいそうな控えめな表札でピークもはっきりせず、登山道の途中としか言いようがありませんが、大きく地図にも記されているので一座と数えました。

「杉の尾根 殿上山」と記されています
表札が登山道の右側にあります。見落とし注意!

駐車場・トイレ・自動販売機

町営鳩ノ巣駐車場

「町営鳩ノ巣駐車場」
駐車台数:約30台 料金無料
24時間いつでも停められます

敷地内には、オート洗浄機能付きのキレイなトイレが完備されています。

トイレ外観
便座ヒーター&オート洗浄機能付き
洗面所もキレイ♪

もちろん、寒い朝にうれしい便座ヒーターも付いてます。
女子にとってトイレが綺麗な場所って安心感ありますよね。鳩ノ巣いいとこ「また来たいな」って思えます(^-^)

駐車場すぐ近くの「大橋屋」前にたくさんの自動販売機

駐車場から30秒くらいのところにある「大橋屋」は、ラーメン屋さんのようです。
食べたかったけど、外に席はないようなのでワンちゃん連れは無理かな…

登山ルートの紹介

今回の山行は、12.4km 約7時間
「鳩ノ巣」駅から杉ノ尾根へ入り「殿上山」→「瘤高山」経由で「川苔山」山頂を目指し、東側の登山コースから下山する周回ルートをご紹介します。

スタートは標高310m。約1,000mの標高差があり、往路には厳しい急登が待ち受けますが、見晴らしの良いコースです。

分岐点も多く、わかりずらい個所もありますので、地図をこまめにチェックしながら進みましょう。

復路の東側の登山コースはゆるやかな山道が続き、難所はありませんが、眺望もほとんどありませんでした。

駐車場から登山道入口

まず、登山道入口まで10分ほど住宅地の中を歩きます。
駐車場から一度「青梅街道」へ出て「鳩ノ巣」駅方面へ向かいます。
正面の踏切を渡って、そのまま直進。住宅街の中の坂を上がっていきます。

踏切を渡ります
住宅地の中の坂を上がっていきます

左手に案内板がありました。そのまま更に急坂を上がっていきます。

案内板があると安心しますね
更に坂を上がっていきます

右手に案内板があります。「本仁田山・川苔山」方面へ進みます。
現在、通行止めの登山道がありますのでチェックしておきましょう。

分岐点にも案内板があります
通行止めの登山道のチェックも忘れずに!

左手に案内板があります。そのまま直進していくと正面に白いシャッターの家があります。
そこを左に曲がると登山道入口です。

左手に案内板
白いシャッターの家が目印です

白いシャッターの家を左折すると、また案内板があります。
徐々に登山道らしくなってきます。

白いシャッターの家を左折した先にも案内板
少し進むと手書きの案内板もあります

フェンスの横を通って登山道へ入ります

このフェンスに沿って進むと、山の中に入っていくことができます。

案内板が数ヶ所設置されているので、チェックしながら進めば、迷うことなく登山道へ辿り着くことができるでしょう。

~殿上山

登山道に入りました。
まっすぐな背の高い木が美しい森の中、整備された登山道を進みます。

ここから先は森の中になるよ
気持ちのいい登山道だワン!

「大根ノ山ノ神」に到着です。小さな祠と案内板があります。ここまで1.5km 約50分。
ベンチもあるので地図を確認しながら小休止。

何か見えてきたよ
大根ノ山ノ神 小さな祠があります
祠の先には、ベンチも用意されています

このベンチの先の林道を左側(水色の矢印)へ上がっていきます。

緑の矢印方面へ進むと「川苔山登山コース」がありますので、緩やかなルートで行きたい人は直進しましょう。

今回は、コブタカ山を経由したいので「本仁田山」方面へ進みます。

林道を水色の矢印の方向へ上がります(ゆるゆるルートで行きたい人は緑の矢印の方向へ)
「本仁田山」方面へ

「本仁田山」方面へ進んでいくと、また分岐点がありました。

ここも「コブタカ山・本仁田山」方面へと進みます。

今日は道のりが長いからどんどん行くよ!
「コブタカ山・本仁田山」方面へ進みます

少し登山道がハッキリしない森の中を進みます。木につけられた白いペンキや赤いリボンなどを目印に進んでいきます。

不安に思ったら白いペンキを目印に!
急な登りだワン!

登り続けること40~50分、ふいに「殿上山」の表札が目に入りました。
うっかりしていると見逃してしまうような、登山道の途中です。

まだ標高は低いです
殿上山に到着!

標高920mですが、木々に囲まれていて特に眺望もないので、写真だけ撮って通過します。

「殿上山」証拠写真 ここは登山道の途中なんだワン…
画像右側に表札あり ピークもハッキリしない感じ

~瘤高山(コブタカ山)

ここから更に急登が続きます。ここからコブタカ山までは20分くらいです。

コブタカ山を
目指して
ファイトだワン!

しばらく進むと案内板もあり、ホッと一安心。雪が残っている個所もあり、アイゼンを持ってくるべきだったか…と思いましたが、必要ないくらいの残雪でした。

案内板を見ると安心しますね
日影は雪が残っています 足が冷たいワン…

徐々に標高も上がってきたようです。山頂直下は、荒れた急登が待ち構えていました。

少し標高が上がってきました
荒れた登山道

いよいよ「コブタカ山」山頂に到着です。標高1,116m。
ここまで3.6km 2時間15分。狭いながらも眺望のいい山頂です。東側の景色がいいので、ここで少し登り疲れた体を休めることにします。

ここを登れば…
コブタカ山に到着です 山頂の様子
コブタカ山証拠写真
眺望はサイコー!

~川苔山

ここからは「川乗山・大ダワ」方面へ向かいます。
「大ダワ」までは約20分。急な下り坂を一気に駆け抜けます。

「本仁田山」方面とはお別れだね
今度は急な下りだワン!

せっかく登ってきたのにもったいない…と、思いながらも久しぶりの下り坂にテンションが上がります。

やっぱり下り坂は楽ちんだワン!
眺望はいいです

「大ダワ」に到着です。標高は約1,000m。ここまで4.1㎞ 約2時間30分。
ここはコースの分岐点となる重要なポイントです。地図でルートを確認しましょう。

「大ダワ」に到着
ここは重要な分岐だワン!

「船井戸」方面が悪路と書いてあったので「鋸尾根」方面へ進むことにします。
ここから約1時間が、このルート一番の難所となります。気を引き締めて行きましょう!

「鋸尾根」方面をチョイス
なぜなら「船井戸」方面は「通行注意」となっているから

進んでみると、目を疑うような荒れた急登です。「ここ登山道?」と、思いましたが木に案内板がかけられていたので進んでみます。

「ここ登るの!」っていう感じの荒れた急登
傾斜が半端ないっす…

登山道がわかりずらい個所もあり、時々コースアウトしたり戻ったりしました。スマホの「山と高原地図」のGPSを確認しながら慎重に進みます。

時々見える眺望に癒されます
三点指示で登っていくワン!

荒れた登山道ですが、クサリ場やハシゴがある個所はないので、エルモも苦戦しながらも進んで行くことができました。

雪道を下って行くと
「船井戸」に到着 今通って来た道に「通行注意」の案内が…

「船井戸」に到着です。ここまで5.3km 3時間20分。
広く開けた場所でベンチも設置されています。眺望はありませんが、気を張っていたのでホッと一息つきたくて休憩をとることにします。

「船井戸」の様子 ベンチもあります
少しだけゴハン食べようっと

「川苔山」まではあと30分ほどです。もう少し頑張りましょう!

まだ先があるからね!もう出発するよ!
「川乗山」方面へ

ここから先は、整備された登山道が続きます。
途中「水場」の案内板を発見!ちょっと様子を見に立ち寄ってみることにします。

なにか案内板があるよ
「水場」と書いてあります

ピンクのテープを目印に下って行くと、小さな川がありました。最近は天気の良い日が多いので、水量は少なくチョロチョロ流れている程度でした。

ピンクテープの方へ下って行くと
小さな川がありました

この水場へはあまり訪れる人がいないのか、落葉が深く積もっていて、人間でもヒザくらいまで埋まってしまいます。

落葉が深いんですけど…
ラッセルを試みるも…
もう進めないワン…あれ?

エルモも頑張ってみたものの、途中から進めなくなりあきらめたようですが、落葉に包まれて心地よい様子で、なかなか動こうとしません。
そういえば人間でも遭難したときに、落葉にくるまって暖をとるという方法がありますね(^-^)

なんかお風呂に入ってるみたいで気持ちいいワン♪
えーもう行くの?
マジメにやります!

「置いていくよー!」と促して、なんとか登山モードへ戻りました。
しばらく進むと、開けた場所に到着!山頂かと思いきや、まだまだ直下の分岐点。
ここも多方面の分岐点となるポイントですが、現在「曲ヶ谷沢」方面は通行止めになっているようです。

ここが山頂かな?
山頂直下の分岐点  通行止め情報アリ

山頂まであと10分。雪の残る登山道を登って行くと、石柱が見えてきました。
標高1,363m。今度こそ本当に「川苔山」山頂に到着です。

何か見えてきたよ!
「川苔山」山頂の様子 ベンチもあります

ここまで6㎞ 約4時間。標高310mのスタート地点から1,000m登ってきました。
山頂は広いスペースがあり、広がる大パノラマにこれまでの疲れも一気に吹き飛びます。
西側「雲取山」方面の眺望が素晴らしく、写真を撮ると石柱がちょうど景色と映えるように設置されているのもナイスです♪

「川苔山」証拠写真 雲取山が正面に見えています
富士山も見えました♪
「百尋の滝」方面は通行止めのようです

ここにも通行止め情報がありました。
「百尋の滝」方面は、現在通行止めのようです。

~下山ルート

帰路は、東側の登山コースから下る予定ですが、最初の分岐を「古里」駅方面へ進んでみます。
メインルートに入るまで4回の分岐があるので、見逃さないように地図をこまめにチェックしながら行きましょう。

最初の分岐を「古里駅」方面へ行ってみます。
少し登るんだワン!

すると、登山道の上に鹿の親子を発見!
一緒に小鹿が2頭いたのですが、写真を撮ることができませんでした。母鹿はこちらの気配を感じ取り、先に子ども達を逃がして、自分だけが登山道に残ったのです。人間の気を自分に引き付けようとしているのでしょうか?
さすが、母は強し!恐い顔でじーっとこちらを睨んでいます。

母鹿は、子ども達を逃がして自分は登山道に残っていました

少し近づいて行くと、母鹿も山の中へ入ってしまいました。
エルモも追いかけますが、深追いはしないようです。おそらく、体が大きな鹿が怖いのでしょう。

あいつらどこ行った!逃げ足の速いやつらだな…
最初の分岐は「古里駅・赤杭山」方面へ

最初の分岐を 「古里駅・赤杭山」 へ進んだ先の下り坂は、最悪です。幅が広いのですが、ザレザレの急な下りでスピードを殺すのが大変です。膝に負担がかかり、ストックがあればよかったと思うほどです。

スキー場のような下り坂
2番目の分岐は「本仁田山・鳩ノ巣駅」方面へ

2つ目の分岐は 「本仁田山・鳩ノ巣駅」 方面へ。ここからは、普通の登山道になりました。

疲れた体にこたえる下りだったワン…
やっと普通の登山道になったワン♪

3つ目・4つ目の分岐は、「鳩ノ巣駅」方面へ。その後は、登山道をゆるゆると道なりに進んで行くだけとなります。

3番目の分岐を「鳩ノ巣駅」方面へ
安定した登山道だワン♪

4つ目の分岐点。標高は1,020m。ここまで8km 約5時間です。

4番目も「鳩ノ巣駅」方面へ
あとは道なりに進むだけだね♪

山の中の登山道なので、眺望はほぼありません。その代わりに、コケの緑に癒される風景に出会えます。

コケが気持ちいいワン♪
ちょっと休憩していくワン♪

黙々と下って行く間にずいぶん標高が下がってきたようです。
林道に出たらその先が「大根ノ山ノ神」。往路に通ってきた道と合流します。

山の中の登山道で、眺望はほとんどありません
細いけど歩きやすい登山道だワン♪

ここまで11㎞ 約6時間。標高は680mです。

まだかなーもう疲れたワン…
あれ?林道に出たよ

登山も終わりに近づき「鳩ノ巣駅」まではすぐなので、往路に通らなかった「熊野神社」方面へ行ってみることにします。

ここを行けば「大根ノ山ノ神」だワン♪
帰りは「熊野神社」経由で行ってみよう

この道は、短いけれど荒れた急坂の登山道で、疲れた体に追い打ちをかけます。
こちらを通らず、直進で「鳩ノ巣駅」へ向かう方がよいでしょう。

道が荒れてるし急坂…こっちに来ない方が良かったワン…
「熊野神社」に到着

「熊野神社」を出るとすぐに「鳩ノ巣駅」への案内板があります。
住宅地の中を進んで行くと、往路に通った道と合流し、「鳩ノ巣駅」へ戻ることができます。

神社の入口には案内板がありました
もう早く帰りたいワン…

駐車場に戻ったところで12.4km 6時間50分。
今回は少し長旅となりましたね。お疲れ様でした。

まとめ

少し長い行程ということはわかっていましたが、分岐点や登山道が不明瞭な個所もあり、地図のチェックが欠かせない山行となりました。
現在は、通行止めも多くなっていますが、多数方面からのアクセスが可能で、登山ルートも色々選べる川苔山。何回行っても楽しめそうですね。
ただし、初心者であれば、東側の登山コースを往復するルートからオススメします。
山頂で出会ったグループは、「悪路・通行注意」というコースから登ってきたようで、かなり大変だったと話していました。

次回は「本仁田山」へ。ゴンザス尾根から行ってみようと思っています。

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