2025年3月の情報です。
茶臼山(ちゃうすやま)ってどんな山?
小さな山々が連なる西尾市の里山。その最高峰が標高291mの「茶臼山」です。
登山ルートは100以上あると言われており、低山ながら素晴らしい眺望が楽しめるということで、幅広いハイカーに愛される山です。

表札下に設置されている白いボックスの中には、詳細な登山地図と寄せ書きノートが入っているとのこと。
地図は品切れの場合もあるそうですが、ぜひチェックしてみてください。


標高222m『ニャンニャンニャン』が名前の由来となっている「ニャンダルム」は「茶臼山」の少し先、中尾根の途中にあります。


木製ですが、本物さながらの天使のオブジェが素晴らしい!
ベンチも設置されていて、眼下に望む西尾市の街並みから、海にかけて広がる風景をのんびり楽しむことができます。
※なぜ『火気に注意』の文字?
2023年3月に山火事が発生し、現在も尾根の一部に焼け跡の名残りが感じられるこの山では『火の用心』を呼び掛けています。
駐車場・トイレ・自動販売機
標高76m「深篠池駐車場」に車を停めました。
駐車台数:約15台
料金:無料
24時間いつでも停められます
※トイレ・自動販売機はありません


駐車場の地面は土ですが、ここまでの道はアスファルト舗装の道路です。
細い個所もありますが、走行に問題ありません。
登山ルートの紹介

今回の山行は、4km 3時間30分。
(休憩約1時間含む)
深篠池駐車場→乙女山→茶臼山→ニャンダルム→西茶臼山→イナバ山→小茶臼→深篠池駐車場
2ヶ所小さなピストンありの周回コースをご紹介します。
「乙女山」を経て「茶臼山」へ
標高76mからの出発なので、登るのは200mくらい。
果たして、今回は楽々登山となるのでしょうか?


ここで地図を確認。
早速、間違えていました(T_T)
戻って「焼け尾根」方面へ登り返します。


そのまま進んでも「茶臼山」へは行けるのですが、山火事があったという「焼け尾根」を通りたかったので、登山計画通りに進みます。


キツイ登り坂が続いていると、前と下ばかり見てしまいますね。
「あれ!こんなところにベンチ?」
ちょっとひと休みするかなぁと、立ち止まり振り向けば、広がる西尾市の街並み。
その先にキラキラ輝く海まで望めるビューポイントでした。
『教えてくれてありがとう』の気分です(^-^)


進んで行くと案内板がありました。
この先、バンバン分岐点が出てくるのですが、ハッキリした案内板は少ないです。
注意深く進みましょう。


「乙女山」へ行きたいのですが、その文字が全然見当たりません。
「天狗岩」じゃない方へ
「茶臼山頂」じゃない方へ
仕方なく「じゃない方へ進む」作戦です。

やりました!
標高255m「乙女山」へ到着です。
ここは「平原の滝」への分岐点ですね。
しかし…とくに眺望もなく、単なる通過点に過ぎない場所でした。
証拠写真だけ撮って、先に進みます。



次は最高峰の「茶臼山」を目指します。
西尾市は、地域ブランドにも認定された『西尾の抹茶』が有名だそうです。
「田んぼかな?」と思っていた風景、茶畑のようですね♬


『まっすぐ進めば茶臼山♪』
と、油断していたら、また違う道を進んでいたようです。
すれ違った人達に「こっちじゃないよー」と、教えていただきました。
ホントに感謝です(^-^)


急に岩場に変わったので、気付かずに山道の方へ進んでいました。
そんなに混み合う山ではありませんが、今日は土曜日なので、それなりに登山者が多くて助かります♪


標高291m「茶臼山」に到着です。
ここまで1.4km 1時間10分。
スペースはこじんまりですが、左右両側の眺望が開けた場所です。


気が向いたらサクッと行けちゃう山。
約1時間でこんなに素晴らしい景色を望めるなんて、地元の人達に人気なのも納得です。


この白いボックスに地図が入っていると聞いたのは、下山後でした。
なのでこの時は、全く気付かずスルー(T_T)

駐車場で会った男性が教えてくれた上、持ってた地図をくださいました。
常連さんのようでしたが、この山は皆さん優しい人ばかり♪
「ニャンダルム」への道のり
次に向かうのは、本日のハイライト「ニャンダルム」です。
地図によると、ここから近いようなので、分岐を見落とさないよう慎重に進みます。
まずは、NTTの電波塔を横切っていきます。


2~3分で最初の分岐がありました。
案内板はありません。
とりあえず行ってみます。
ロープのある急な下り坂。
少し降りてみましたが、このまま行くと標高が下がり過ぎてしまう気がしたので引き返しました。

少し先にまた分岐がありました。
こちらも案内板はありません。
ここが正解です!
ゆるく右へ降りて行く道を進みましょう。

案内板もなく、不安な気持ちで進んで行くこと5~6分。
標高222m「ニャンダルム」に到着です!
茶臼山からは10分ほどでした。


青空に天使のオブジェが、気持ち良さそうに浮かんでいます。
遮る木々もなく広がるパノラマ、武骨な岩がゴツゴツした山肌がジャンダルムを想わせます。


ベンチもあるので、のんびり休憩。
天使のオブジェは刺してあるだけなので、手に持って記念撮影も可能です。


壮大な景色に見とれながら、休憩すること約30分。
たっぷりと満喫しました。大満足です(^-^)
「西茶臼城山」への道のり
この「中尾根」は、駐車場へもつながっているのですが、まだ立寄りたい山があるので、元の道へ戻ります。
次に目指すのは「西茶臼山」です。


なんとも手の込んだ天然素材のリース。
『火の用心』の文字もキチンと読めるところがスゴイ!


尾根道の開けた場所から採石場が見えました。
採掘跡に水が溜まり、池のようになっています。
いいのか悪いのか…微妙に異なる色のコントラストが美しい絵画のように感じられました。


基本的には木々に囲まれていて、あまり眺望のない尾根道ですが、時々訪れるチャンスを逃してはいけません。
ほら、振り返れば先程登った「茶臼山」。
しっかり見えるポイントもありますよ(^-^)


『ここ眺望が良さそうだな~」と、近づいて行くとベンチがありました。
ハッと気付けば、何かの切れ端で作られた表札。
標高264m「西茶臼山」に到着したようです。


眼下には美しい茶畑の風景。
海の先には渥美半島。
「西茶臼城山」は展望がないので、ここに設定したのでしょうか?
広くはありませんが、とても眺望の良い山頂です。


ほんの少し先に山城があったと言われている「西茶臼城山」の表札。
先ほどの「西茶臼山」より1m標高が高いようです。
5方向の分岐点となる重要な場所ですが、眺望はありません。


こちらの方が表札は立派なのですが『眺望なし』はちょっと寂しいですね。
石段・石垣があり、少しこんもりとした地形は、山城があった名残りが感じられる場所でした。

「イナバ山」への道のり
イナバと言えば「白うさぎ」。
こちらも今回立寄りたかった山です。
しかし、分岐の道が多すぎてわからない。
「西茶臼城山」の周辺をグルグル回って、なんとか見付けた『イナバ』の文字。


標高227m「イナバ山」、分岐から5分ほどで到着できました。
かわいいウサギさんがお出迎え♪


山頂は広くて気持ちいい!
西側に眺望が開けていて、名古屋の高層ビル群まで見えました。


ベンチはありませんが、岩に座ってのんびりくつろげるので問題ありません♪


「小茶臼」を経て駐車場へ戻る道のり
もちろん「イナバ山」からもそのまま駐車場へ下ることができますが、せっかくなので「小茶臼」に立寄ってみます。


「西ノ沢乗越」は、4方向への分岐点。
広いスペースがあり、ベンチも設置されていますが、眺望はありません。


5分ほどで最後のピーク、標高230m「小茶臼」に到着です。
ここまで3.5㎞ 3時間10分。


残念ながら、こちらも眺望なし。
4方向への分岐点ですが、通過で良いでしょう。


駐車場へ下る道を探してウロウロしていると『ほら穴』がありました。
ちょっと覗いてみると、人が悠々入れそうなサイズで、奥も深そうです。


急な下り坂がつづくゴロゴロ山道、転ばないようにゆっくり進みます。
目に飛び込んできたのは、木の上にちょこんと『こびと&こけし』。
このビミョーな組み合わせに笑ってしまい、ちょっと緊張がほぐれました。


上を見上げれば、椿の花がたくさん咲いています。
散り落ちた花が、小さな沢を彩っていました。


スラッと整った植林の森を通過したら、駐車場に到着です。

今日も一日お疲れさまでした(^-^)
まとめ
迷路のように無数に張り巡らされた登山道。
ハッキリした案内板も少なく、常に地図とにらめっこです。
GPS地図を確認しながらも、何度か道迷い。
行き交う人に尋ねながら進み、とても助けられました。
特に「西茶臼城山」付近がややこしく、グルグル回って元に戻ることも…(;^ω^)
今回停めた駐車場は駐車スペースのみですが「平原の滝」方面から登る方が一般的で、そちらには公衆トイレや飲食店などもあるようです。



コメント