2024年10月の情報です。
※田の原登山口の鳥居横に『犬連れ自粛』の注意書きがあります。
今回は、駐車場からこの鳥居を通らず登山道へ入ったため、出発時に確認できませんでした。


木曽御嶽山(きそおんたけさん)ってどんな山?
標高3,067m。長野県と岐阜県にまたがる活火山で、日本百名山にも選定されています。
7合目までマイカーやロープウエイで上がることができ、2~3時間で山頂まで登れることから、日帰りも楽々可能。
山小屋泊でご来光を楽しんだり、ドラゴンアイで有名な「三ノ池」を目当てに訪れる人も多い山です。

2014年に死者・行方不明者合わせて63人という大規模な噴火があり、山頂付近の登山道は大幅に規制されていましたが、9年後の2023年より一部を除き通行が可能となりました。

駐車場・トイレ・自動販売機
標高2,180m。七合目にある「田の原駐車場」に車を停めました。
駐車台数:250台
料金:無料(環境保全協力募金500円あり)
24時間いつでも停められます


駐車場を登っていくと右手に『御嶽観光センター』と、書かれた古い建物があり、自動販売機はこちらにあります。
さらに登って行くと、トイレとビジターセンターがあります。


こちらのビジターセンター「やまテラス王滝」は、2022年8月オープン。
積雪・地震・強風・噴石など自然の猛威にも耐え得る頑丈な造りは、非常時のシェルターとしても有効です。
火山活動や規制の状況を確認することができ、登山計画書を提出する場所にもなっています。


トイレも最新式の設備が整っています。
ここだけ見るとリゾートホテルのようですね(^-^)

登山ルートの紹介

今回の山行は、7.5km 約7時間。
(休憩と道を譲るための待機時間を含む)
田の原駐車場(2,180m)から剣ヶ峰(3,067m)をピストンするコースをご紹介いたします。
「剣ヶ峰」に近づくにつれガスガスになり、あまり良い写真も撮れず、踏んだり蹴ったりの登山となりました。
「王滝頂上」までの道のり
駐車場から「御嶽神社社務所」の前を通り、登山道へ入ります。
右手には「田の原天然公園」が広がり、約3kmの散策路(デッキロード)が整備されています。
山頂まではちょっとムリ…と、いう人はこちらから御嶽山を眺めたり、高山植物を楽しむことができます。


ビジターセンターから5分ほど。
大きな5円玉が祀られた「田の原大黒天」は、財運のご利益があると言われています。
こちらで、登山の安全と金運アップを祈願して先に進みましょう。


20分ほどで「王滝登山口」へ到着。
ここから本格的な登山道が始まります。
左右には「活火山です」という大きな警告の案内板。


木段を登り切ったところで「大江大権現」(標高2,285m)に到着です。
明治9年頃まで、女人の登拝が許されていたのは、ここまででした。
8合目の手前には、赤土の露出したザレ場ということで「あかっぱげ」と呼ばれる場所があります。


まだまだ先は長いのです。どんどん登って行きましょう!
標高が上がるにつれて眺望が開け、出発地点の「田の原駐車場」が遠くに確認できました。


ゴツゴツした岩が多くなってきた辺りから、仏像や石霊碑が多く見られるようになってきました。
かつては、厳しい修業が行われた霊山という雰囲気がビシビシ伝わってきます。
おそらく保護のためでしょう。白い柵に囲われている像もありました。


たくさんの像を見て周りながら登っていくと、開けた場所がありました。
そろそろ8合目かな?


標高2,470m。8合目に到着です。ここまで2km 1時間10分。
本当なら広がる眺望が楽しめる場所なのですが、この日はあいにくの曇り空。


時折顔をのぞかせる山肌には、これから始まる紅葉の気配が感じられました。


その名の通り、天気が良ければ富士山が見えるという「富士見石」。
「一口水」は、水場というより岩の割れ目から水滴がわずかにしみ出る程度らしい。
かつては、登拝者の貴重な飲料水となっていたのでしょう。


10年前の噴火にも耐え抜いたのであろう9合目の標石に手を合わせます。
標高2,806m。ここまで3km 2時間45分。
登山者が多く思うように進めないため、予定よりずいぶん遅れています。


15分ほどで、標高2,936m「王滝頂上」に到着しました。
ここまで3.2km 3時間。
こちらは通過点に過ぎず、まだ山頂ではありません。
この手前で男性の登山者に『ここ犬ダメだから』と、言われました。
その時は何のことやらわからず…(^_^;)


「剣ヶ峰」までの道のり
…とりあえず「剣ヶ峰」を目指すことにしました。
標高3,000mにもなってくると、息が上がりやすくなり、足取りも重く感じられます。
ゆっくり深呼吸を繰り返し、登っていきます。


「八丁ダルミ」は、2014年の噴火で亡くなった58人の内、16人が犠牲となった場所です。
昨年2023年より一般の登山者が立ち入れるようになりました。
かまぼこ型の頑丈な鋼鉄製のシェルターが新しく2ヶ所設置され、非常時には30人ほど収容できるそうです。
中に入ってみると暖かく安心感がありました。


「御嶽教大御神火祭場」では、毎年8月の「火祭り」に、お焚き上げが行われます。
なお、メイン会場は麓にある「木曽本宮」となっています。
(「道の駅 木曽福島」の対岸にある大きな神社)

さらに登っていくと、眺めの良い広いスペースがあり、こちらにもシェルターが設置されています。


剣ヶ峰へと続く階段の横には「噴火災害慰霊碑」が建てられています。


標高3,067m。「剣ヶ峰」に到着です。
ここまで3.8km 約4時間。
コースタイムより1時間ほどオーバーしてしまいました(^_^;)
残念ながら、ガスガスで真白…
景色は少しも望めませんでした。
気を取り直して、証拠写真を撮るため標柱へと向かいます。
標柱の前には、多くの人が並んでいて、自然と次の人に撮影をお願いする流れができていました。

立派な「御嶽神社奥社」があり、御朱印もいただけるようです。
御祭神は、国常立命(くにとこたちのみこと)。
ここを目指して白装束の信徒が全国各地からやってくるのだそうです。

眺望もまったく楽しめないので、早々に下山します。
帰り道、また別の登山者に「犬ダメだから」と、言われました。
真偽を確かめるため、注意書きを探しながら、重~い気持ちで下って行きます…


何はともあれ、今日も一日お疲れ様でした<(_ _)>
本日は、この後「銀河村キャンプ場」のスターキャビンに宿泊します。
→キャンプ場の様子はこちら
まとめ

エルモ、初めての3,000m超え登山でしたが、体調には問題なくいつも通り登れました。
ただ、途中で『犬連れ自粛』を知り、その後は全く山を楽しめないムードとなり、とても残念でした。
でも…御嶽山7合目、4合目にあるキャンプ場はペットOK。
おんたけロープウェイもワンコOK(往復500円)。
なので、ワンコ歓迎ムードなのかと勘違いしていました。
どうせならわかりやすく、全部ペット不可にしてほしいです…(^_^;)
どちらにしても、今後この御嶽山エリアに犬連れで来ることはないでしょう。



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