2024年5月の情報です。
天目山(三ツドッケ) ・よこすず山ってどんな山?
天目山(てんもくざん)三ツドッケ


標高1,576m。奥多摩と秩父の境界に位置しており、奥多摩随一の好展望との呼び名が高い天目山。
「日原鍾乳洞臨時駐車場」より山頂までは、3時間ほどかかる登りごたえのあるコースです。
『ドッケ』とは突起のことです。3つのピークを持つため「三ツドッケ」という別名があり、奥多摩側では「天目山」、秩父側では「三ツドッケ」と呼ばれています。


山頂からの眺望は素晴らしく、北側以外ぐるっと見渡す大パノラマが広がります。
富士山はもちろんのこと雲取山や鷹ノ巣山、天気の良い日には丹沢山塊・スカイツリーまで望むことができます。
しかし、スペースは狭く5~6人でいっぱいになってしまう程度で、ベンチなどはありません。


この辺は、つながる尾根を縦走する人が多いようで、登山道ですれ違ったのは2~3人。
しかも「一杯水避難小屋」に宿泊予定なのか、午後から登り始める人の姿も見受けられました。
横篶山(よこすずやま)
標高1,289m。「山と高原地図」には山名の記載がない山です。
山頂への案内板はなく、多くの人が気付かず通り過ぎてしまうでしょう。
「標石」が目印となっており、5分くらいの寄り道です。
思っていたよりステキな場所だったので、ぜひ立寄ってみてください。


山頂は、広く開けています。
倒木をベンチ替わりにして、のんびり休憩するのにちょうど良い場所です。
木の葉が生い茂り視界が遮られていますが、冬季なら大岳山方面の展望が期待できそうです(^-^)


駐車場・トイレ・自動販売機
東日原町営駐車場 (日原鍾乳洞臨時駐車場)に車を停めました。
駐車台数:約20台
料金:(協力金)1日500円 ※釣銭なし
24時間いつでも停められます
※この周辺に自動販売機はありません。


トイレは徒歩3分、駐車場より約130m先の『東日原バス停』にあります。


ドアを開けるとビックリするくらいキレイなトイレが現れます。
行きも帰りも利用させていただきました。
ありがたいです(^-^)

登山ルートの紹介

今回の山行は、11.3km 約6時間
(休憩50分を含む)
駐車場→よこすず山→一杯水避難小屋→水場→天目山をピストンするルートをご紹介します。
※標高608mからの出発で、高低差は968mです。
登山レポート
急登がつづく最初の1時間
駐車場から車道を通って、まずはトイレのある『東日原バス停』を目指します。
この周辺には、自動販売機やコンビニはありません。
飲み物・食べ物は準備していきましょう。


山の中のキレイなトイレは、安心感がありますね(^-^)
この先「一杯水避難小屋」にもトイレがあります。
シンプルでキレイですが、汲み取り式なので苦手な人はこちらに立寄るのがベストです。


先程通り過ぎた登山口まで戻ります。
大きな案内板があるのでわかりやすいです。


地図とにらめっこしながら「こっちでいいのかな?」と、迷っていると親切なお兄さんが
「途中に登山道へ入る案内板があるよ」と、教えてくれました。
進んで行くと登山道へ入る案内板を発見!
お兄さんは、更に先のマイナールートを目指すとのことで、ここでお別れです。


細い登山道を進んで行くと、家がありました。
建物の脇を通り過ぎて、そのまま直進します。


更に少し進んだ先に、また家がありました。
こちらも脇道を登っていきます。


基本的に登山道はシングルトラック。
最初の1時間くらい、ずっと急な登り坂が続きます。


案内板には記されていませんが、ここが「丹生神社」方面との分岐点です。
地図で見ると点線になっているルートです。
ここまで1.3km 45分。


「丹生神社」方面への踏み跡は薄く、ちょっとわかりずらいです。
もちろんここは直進。「一杯水」方面へ進みます。


少し進んだ先の案内板のところが、地図上に記載されている「茶屋跡」のようです。
…が、特に建物などそれらしきものは何もありませんでした。


枯葉が積もる登山道がやっと終わった…と、ひと息ついたころ、有名な「ぐるっとした木」に出会えました。
ここまで 2.2km 1時間10分。
まだ幼い頃、なんらかの理由で下を向いてしまった木が、その後、頑張って上へ上へと伸びていったためこのような形状になったようで、雪の多い地方では雪の重みでよくある現象だそうです。




杉並木が終わったころから、鮮やかな新緑とミツバツツジに彩られ、山全体がパーッと明るくなってきました。


標高も徐々に上がってきて、周りの山々の姿も感じられるようになりました。
しかし、新緑が豪華すぎて眺望があまり良くない現実…
それはそれで、良しとしましょう(^-^)


いつの間にか急登も終わり、なだらかな登山道になっていました。
週末でも人が少ないと言われるこのルート、静かな山歩きを楽しみたい人にオススメです♪


両側切れ落ちの瘦せ尾根もあり、左右の景色が楽しめます。
一本橋を渡る気分でスリリング!
短いですが、強風の時は要注意です。


見落とし注意!「よこすず山」への道のり
この案内板の先に目指す「よこすず山」への入口があります。
ここまで、3.5km 1時間45分。
見落とさないように、ここからは慎重に進んで行きましょう。


少し進むと登山道の真ん中に「標石」があります。
まずはここを通り過ぎて…


先程の案内板から約2分で「よこすず山」への分岐点となります。
案内板などはありません。右上に見える「標石」が目印となります。
ブルーがメインの登山道。レッドの方へ進みましょう。


登山道はハッキリしませんが、なんとなく上を目指して進んで行きます。
…すると、開けた場所に出てきました。


分岐から山頂までは約5分。あっという間に到着です。
ここまで 3.6km 約2時間。
わざわざ伐採を行ってくれているのでしょうか…平地で気持ちの良いスペースが広がっています。
とりあえず「山名札」を探しましょう!


「よこすず山」へ導くように何個も設置されている「標石」の謎…
でも、山頂への案内板は設置されていないので、あまり来て欲しくないのかな?
埋蔵金の隠し場所とか…何か深ーい意味がある重要な場所なのでは???
どなたかご存じの方、いらっしゃったら教えて欲しいです<(_ _)>


木の葉がない時期には、眺望も期待できそうな山頂です。
静寂とマイナスイオンが心地よい。
本日は新緑に包まれる癒しのランチタイムとなりました。


ひとつ目のミッションクリア!
でも、先はまだまだ長いので、とっとと出発しましょう。
登山道はハッキリしませんが、引き返さず山名札の横を通って行けるところまで行ってみます。
左手にメインの登山道が見えてきたので、適当なところでムリヤリ下って合流しました


新緑を満喫♬ パラダイスな道のり
このコースでは珍しく、おだやかな登山道を進みます。
左手にソフトクリームのように渦巻型をした木を見付けました。




しばらくの間、山々の眺望も美しいパラダイスハイキング♪
青空と新緑のコラボレーションにテンションも上がります。


パラダイスが終わり、再び切れ落ちシングルトラックを進みます。


「何か白いものが見える」と、思ったら…雪をかぶった富士山の頭でした。
現在の標高は1,400mくらい。山頂まで行けば、もっと全体的に見えるはず!
そして、そのすぐ先に「一杯水(いっぱいみず)避難小屋」がありました。
ここまで 5.1km 2時間45分。


「一杯水避難小屋」とポタポタ水場
「筋肉ハウス」にそっくりと言われるこの小屋。
シンプルなデザインで年期を感じる見た目ですが…


ビシッと揃えられたサンダルが素晴らしい!
小屋内は広く、とても清潔に保たれています。
涼しい室内、すぐにでも荷物を降ろしてゴロンと横になりたい気持ちになります。
どなたかキチンと管理してくださっているのですね(^-^)感謝です。


トイレは汲み取り式でペーパーはありません。
入る時に勇気がいることの多い山のトイレですが、こちらは安心して使えそうです♪


少し寄り道になりますが、約5分ということなので「水場」まで行ってみましょう。
このところ雨続きだったのに、水はポタポタ程度しか出ていませんでした。
…いつも水量は少な目で、チョロチョロだったらラッキー、出ていないときも多々あるようです。
「一杯しか水が汲めない」から「一杯水避難小屋」と名付けられた説が濃厚です(^-^)


ラストの急登30分
避難小屋まで戻って山頂を目指します。
急登が続く最後の30分。ここが一番キツイところ!


でも、単調ではなく、岩場や樹林帯など目まぐるしく変化する道なのでちょっと楽しい♪
ガンガン進めます。


今回、エルモに抱っこが必要だった難所は1ヶ所だけ。
山頂直下にちょっとキツメの岩場が2カ所あり、そのうちの1ヶ所です。

岩からあふれ出てくるイエローグリーンがなんともファンタジー♪
苔なのか…草なのか…
とにかく、絵本の中の1ページっぽくてGood♪

あともう少しかな?
最後の登りを見上げてトホホ…な感じのエルモです。
それもそのはず、暑い中3時間以上頑張ってるからね~


「天目山」山頂の様子
標高1,576m。「天目山」に到着です。
ここまで 6.1km 3時間30分。
山頂のスペースは狭く、ベンチなどはありません。
スッキリと開けているので日影は少なく、エルモは休憩場所探しにウロウロ(笑)


やっと涼しい場所を見付けて落ち着いたようなので、犬用スポーツドリンク、その名も「ペットスエット」で、ホッと一息休憩タイム♬
200mlボトルで160円だったと思います。
犬も人間も水分補給は大切ですね(^-^)


山頂で眺望を楽しんでいたお兄さんと出会い、証拠写真を撮っていただきました。
山名札が高い位置にあるため、1人では撮影が難しく、とっても助かりました(^-^)


3時間30分かけてやっとたどり着いた好展望の山頂、下山するのがもったいなくて、40分くらい居座ってしまいました。
その間、出会ったのは3人。
ピストンの人は0人でした。
多方面へ尾根がつながっているので、皆さんバスを利用して縦走ルートを楽しんでいるようです。




名残惜しいですが、下山します。
帰りは寄り道なしの、スピードハイク。
2時間10分でバス停まで下りることができました。


今日も一日お疲れさまでした(^-^)
まとめ

少しロングコースなので気温23度を超える中、エルモがバテるのではないかと不安はありました。
でも、新緑たっぷりのおかげで登山道にも木陰ができて涼しく、なんとかクリア♪
前半1時間と後半30分にキツイ急登がありますが、道迷いの不安は少なく整備された登山道でした。
地図にある「野生ニホンザル生息地」にビビりながらも、出会うことはなくホッとしました(^-^)
難点と言えば、この周辺はお店が少ないことです。
帰りに何か食べようかと奥多摩まで行ってみましたが、立ち寄れるお店が無く、あきらめて帰宅となりました。
ネットで調べても行ってみても、平日の『臨時休業』は、あるあるですよね(;^ω^)
「道の駅」のようなものがあればいいなーと、今後に期待です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(*^-^*)



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