(埼玉県 飯能市)サバイバルコースに挑戦『北川尾根』 出会えてうれしい 93.オバケ山

犬登山

2024年1月の情報です。

「オバケ山」ってどんな山?

標高500m。西武線「西吾野(にしあがの)」駅からアクセスできる『北川尾根』にある山です。
※「西吾野駅」に駐車場はありません。
このルート「山と高原地図」にはありませんが、「奥武蔵登山詳細図」には載っているようです。

山頂は狭く、木に囲まれていて眺望はありません。
大きな切株があり、長く伸ばした根っこがオドロオドロしい…
これが「オバケ山」の由来となったと伝えられています。

長ーく伸びた根っこ「オバケ山」の由来と言われる切株

名前だけに惹かれて「行ってみよう!」と、決意した山。
以外と人気があるようで、表札も新しく作られていて愛されているのを感じます(^-^)

こちらは「旧」表札
山頂の様子 薄暗くて雰囲気あるね~

「北川尾根」と言えば、クライミングで訪れる人も多いこちらの大岩。
ハングがすごいので、下から見上げていると恐怖を感じます。
この岩の上に『秋葉大権現の石碑』があります。

「北川尾根」の大岩 ドキドキ…崩れてきたらイチコロなんだワン…

信仰対象の岩でもあり、地元の人達に大切にされています。
トイレや駐車スペースの提供がありますので、ルールを守って楽しみましょう♪

駐車場・トイレ・自動販売機

関八州見晴台入口「路肩駐車場」に車を停めました。

駐車台数:5~6台
料金:無料
24時間いつでも停められます

「関八州見晴台」に一番近い駐車場
大きな石の案内板が目印

トイレは「高山不動尊」まで下ってお借りします。
駐車場から約20分ほど歩きます。

「高山不動尊」のトイレ 男女兼用
建物内の様子

さすが『関東三大不動』、トイレが広いです。
ちなみに他の2つの不動とは、千葉県の「成田不動」、東京都の「高幡不動」だそうです。

水洗ではないがキレイです ペーパーもある
男性用もズラッと

トイレ内に洗面所はありませんが、手水舎に水道の蛇口があります。
でも、冬季は使用できないとのこと…トホホ

洗面所がないので「手水舎」で…
と、思ったら冬季使用不可だった

自動販売機もないので、飲料水は事前にしっかりと準備しましょう。

登山ルートの紹介

今回の山行は、9.5km 約6時間。
(休憩 約40分を含む)

※「西吾野駅」に駐車できないので、イレギュラーな下りから始まる登山となりました。

「関八州見晴台」駐車場から「西吾野駅」方面へ山を下り、「秋葉神社」から「北川尾根」で登り返す周回コースをご紹介します。

※「山と高原地図」には北川尾根のルート表示はありません。(表示は今回の軌跡です)

トイレを拝借「高山不動尊」までの道のり

道路を横断すると、ハイキングコースに入る道があります。
駐車場から200m 5分。「丸山」という眺望の良い場所に着きました。
一応「山」ですが、こちらはカウントなし。

駐車場からすぐハイキングコースに入るよ!
「丸山」眺めのいいところだよ

しばらくは「高山不動尊」の案内板に沿って進みます。

「高山不動尊」方面へ下って行く
舗装路に出たら「右」へ、分岐も「右」へ

車道に出たら分岐を「右」へ進みます。
「左」でも行けるのですが、「富士山」の見える場所があるので、こちらから行ってみましょう。
目印となる『灯籠』の先を「左」へ入って行きます。

「灯籠」が目印の眺望の良い場所がある 少しだけ富士山♪
「灯籠」の先カーブミラーを左へ入る

並木道のキレイな遊歩道が続いています…
が、案内板があったら「高山不動」方面へ曲がり、山道へと入って行きます。

まっすぐ行きたくなるが「左」へ曲がる
最初に青い屋根の建物がある

しばらく下って行くと青い屋根の建物がありますが、こちらをスルーして更に下ります。

「高山不動尊」に到着です。

通過して更に下る
東屋が見えてきたら到着だよ♪

ここまで800m 25分。
こちらでトイレをお借りして、登山の安全を祈願したら出発しましょう!

「高山不動尊」本堂 大きくて立派だね~
トイレも広いよ♪

「北川尾根」入口がある「秋葉神社」までの道のり

まずは「西吾野駅」方面へと山を下っていきます。
整備されていてとても歩きやすい登山道。
まっすぐに伸びた木々の間から、降り注ぐ木漏れ日が心地よく、これぞ森林浴といったところ。

気持ちのいいハイキングコースだね♪
「石地蔵」の分岐点

20分ほど歩いて「石地蔵」の分岐点に到着です。
足を止めてみると、可愛らしい小さなお顔のお地蔵様がいらっしゃいました。

「石地蔵」石の中にかわいい小さなお地蔵様
地図だと三つ又になってるけど、案内板ないね

地図で見ると三つ又の分岐点なのですが、案内板は2方向のみ。

オススメされてないのかもしれませんね。
案内板に従って進みましょう(^-^)

案内板に従って「西吾野」方面へ進む

少し進むと「萩の平茶屋跡」が見えてきました。
現在は、ボロボロで残骸といったところですが、さすがに茶屋があった場所だけあって、見晴らしの良い明るい場所でした。

「萩の平茶屋跡」ここまで2km 50分
なるほどこの辺り、なかなか見晴らしが良い場所だね

少し急な下りを進んで行くと、西武線の線路が見えてきました。
そろそろ麓が近いようです。

更に下ると…
西武線の線路が見えてきた

民家のすぐ横を通る登山道。
なんだか家の中まで見えてしまいそうで、申し訳ない感じです(汗)

民家の横を失礼いたします
家の前を通過、なんかスミマセン…
屋根のすぐそばを通る…
最後の下り!

川が見えたら麓に到着です。
ここまで、3km 1時間15分。

「高山不動・大滝」方面へと「高麗川」沿いに進んで行きます。

高麗川に出たら「高山不動・大滝」方面へ 
しばらく川沿いの車道を歩くよ
西武線が見えた!
水がキレイな「高麗川」

金曜日には、セブンイレブンの移動販売が来るらしい
「喜多川キャンピングベース」案内板

「喜多川キャンピングベース」の案内板が見えてきたら「高畑林道」への分岐点です。
ここを右折すると、大滝・白滝・不動滝がある『不動三滝』へ行くことができます。

今回は「秋葉神社」を目指しているので、通過します。

「高山不動・大滝」方面に行かず直進する
今ココ「秋葉神社」を目指しているので通過

しばらく進むと「白山神社」がありました。

こちらの神社の裏手からも「北川尾根」に取り付けるようですが、ネット情報によるとハードな藪漕ぎコースのようなので「秋葉神社」からのルートを選択しました。

神社あったよー!
「白山神社」だね、ここからも行けるけど上級者向けらしい

今度は左手に、立派な橋がかかった大きな神社「全昌寺」です。
この辺りは、神社がたくさんありますね。

今度は左手に「全昌寺」
「全昌寺橋」立派だねー

ようやく、少し先に「北川尾根」の入口を発見したとのこと!
「西吾野駅」近くからここまで、30分くらいかかりました。

川の水もとってもクリア!
「北川尾根」の入口見付けたってさ~

「秋葉神社」の祠は、「中組自治会館」への階段を上がったところにあります。
出発から1時間45分。
こちらで少し休憩をとってから本丸へ乗り込むことにしましょう。

「中組自治会館」上がってみよう
ネットで見たね♪目印の「秋葉神社」だ!

冒険の始まり「オバケ山」までの道のり

いよいよ「北川尾根」への冒険が始まります。
どうなることやら…

ここからが本番!
頑張って行きまっしょい♬

登山道を歩いていたのですが、徐々に道がなくなり「墓地」に突き当たってしまいました。
もうこれ以上進めないので、引き返すことに…

途中で「左」に入るポイントを見落としたようです。
始まった途端に道迷い…前途多難の予感しかない…

周りを慎重に確認しながら戻っていると、黄色いテープを発見!

いきなりアウトー!墓地に突き当たった
戻ってやり直し テープ・石段が目印「左」へ上がって行く

かすかな石段も確認できましたが、ネット情報よりずーっとわかりずらくなっています。
時間の経過とともに、状況は変化しているのですね。

ホッとしたのも束の間、荒れ果てた登山道に「本当にここでいいのか?」と、再び不安がよぎります。

色褪せた黄色いテープ、あまり目立たない 見落とし注意!
道ないよ~本当にこっちでいいのかな…

その先も、黄色いテープが巻かれた木がたまに現れるので、それだけを頼りに進んで行きます。

すると、大きな岩影が…

今日もトホホな登山になりそうな予感…
あっ、大きな岩が見えてきたよ

ルートは間違っていなかったようです。
ロッククライミングで有名な、あの大岩にたどり着けました(^O^)

大岩に到着 ハングの迫力がスゴイ((((;゚Д゚))))

ここまで4.5km 2時間。

この時は誰もいませんでしたが、週末は訪れる人も多いのでしょう。
トイレ・駐車場・マナーの案内が書かれた紙がありました。

駐車場・トイレの案内 「野グソはダメ~」って書いてある
大岩の右側から登って行く 道はほぼない!

『この町の人は親切だなぁ』なんて感心している場合じゃなくて…

この岩の上まで登らなければならないのに、もちろん登山道なんて見当たらないっ(T_T)

ネット情報によると、岩の右側から登るようです。
もう、行くしかありません。

ボク、もうここで帰りますっ!
岩の右サイドを適当に登る…かなりキツイ!

落ち葉が滑るザレザレの荒れた急斜面を上へ上へと、それだけを考えて登る…

その先には…優雅にたたずむ「秋葉大権現」の石碑がありました。

おーい!こっち~眺めがいいよ♪
「秋葉大権現」の石碑

石碑が見つめる先には、穏やかに広がる山々の眺望。
神々しさに胸を打たれるこちらの場所まで 4.6km 2時間15分でした。

さすが、眺めのいい場所に祀られている
少し先に割れちゃってる石碑もある

まだまだ始まったばかりのこの冒険、いつまでも感動に浸ってはいられません。
先に進みましょう。

まだまだこれから!先は長いよっ
テープや赤いペグが目印

ここからは、赤いペグやピンクテープが見られるようになりました。
赤いペグは目立つし、耐久性もありそう。とっても助かりました(^-^)

ペグはわかりやすくていいね♪「42」と書いてある…怖っ
「北川尾根」あっちだって~♪ありがとー(^-^)

道があったりなかったりの不明瞭な登山道。
目印をチェックしながら、慎重に進んで行きます。

こんな荒れた山の中じゃぁ…
テープだけが頼りなんだワン…

目線の低いエルモにとっては、まさにジャングルを進む感じなのでしょう。

標高460m 「立間沢ノ頭」に到着です。
ここまで5.5km 2時間45分。

じゃんごーじゃんごっ♬ じゃんごーじゃんごっ♬
「立間沢ノ頭」

地図でいうと「460」のところ。
この先「636」と書かれた地点を通過する予定です。

地図でココ 順調に「北川尾根」を進んでいるようだ
ホッ、ジャングル抜けた♪

スラット細い木々に囲まれた山道を下って、登り返したら…

少し登り返したら…
「オバケ山」到着したみたいよ…

標高500m「オバケ山」に到着です!
ここまで5.8km 3時間15分。

スペースは狭く、眺望もありませんが、ジャック・オ・ランタンのお出迎えになんだかホッコリ(^-^)

新しい表札が作られていた!テンション上がる~♪
この小さいのが「旧 表札」これじゃあ見落としちゃうね…
「オバケ山」証拠写真 なんだかとってもhappyな気分♪

大したことない山なのになんだかうれしい!
苦労して登ってきたからかなぁ…

ホッとしたこともあり、思わず笑みがこぼれます。

地図でいうとココが「オバケ山」

休憩は10分ほど…陽も当たらず寒いので、感動をかみしめたら先に進みます。

ネット情報によると、この先に良い休憩場所があるということです。

「北川尾根」終点へ向かう過酷な道のり

片側が開けた明るいスペース。
陽が降り注ぎ暖かく、倒木がベンチのように横たわっていて座れます。

眺望は、まあまあといったところですが、この尾根ではのんびり休憩できる貴重な場所。

「北山尾根」で初めての休憩場所 丸太ベンチあり
明るいし、ランチするならココだね♪

この先、しばらくは安心の明るい尾根道を進みます。

小さな石の祠がありました。
中はからっぽ。菩薩様はいらっしゃらないようです。

しばらく陽の当たる尾根道を進む 登山道も明瞭
石の祠があった 中は何もなし

少し進んで再び、深い森の中へ入って行きます。

しかし、平和な時間は長くは続かない…
また深い森へと入って行く~

チクチク痛い荒れた登山道に、エルモもそろそろ限界のようです。

スギの枯葉ジゴクキターーー
ねーねー、ボクのラバーブーツ持ってきてるよね?

何か見えてきました。
庚申塔と石仏がある「前坂峠」に到着です。

おっ!何か見えてきたよ
「前坂峠」に到着 庚申塔と石仏がある

ここまで、6.6km 3時間50分。
割れてしまっていましたが、小さな案内板もありました。

順調に来ているようです。「北川尾根」方面へ進み「636」の地点を目指します。

割れちゃってるね 一方は「高畑」と書いてあったようだ
地図でココ この後636地点へ向かう

この先も荒れた登山道が予想されるので、ここでエルモにラバーブーツを履かせました。

ここでラバーブーツ装着
これでまだ頑張れるワン!

スカイツリーも見えるというピーク「636」地点に立寄り、あとは車道を目指して登るだけ!

…なのですが、この後の分岐でまたもや痛いミステイク!

636のピークに到着
この後、分岐を間違えて右へ行ってしまった…

二股に分かれている場所に出ました。
案内板などはなく、地図で見ると「右」へ直進で車道に出られそうな感じがします。

ここは「左」へ進むのが正解!
左手に少し進むと大きめの岩がゴロゴロありますので、それが目印です。

「左」が正解!

※こちらは「×」な道。
最初は明瞭な登山道があるのですが、徐々になくなっていきます。

果たしてこの結末は…

「右」へ行ってしまうとどうなるのか??
沢によくある人工物 これが見えてきたらアウトー!
地図的には行けそうなんだけどね…ムリでした

間違えた道を引き返してやり直しです。

「左」の道を進むと、赤いペグや木に巻かれたテープが発見できてホッと一安心(^-^)

戻ってやり直し、「左」に行ったらペグがあった!
ピンクテープもある~♬

目印を頼りにほぼ直登で登って行くと、ガードレールとカーブミラーが見えてきました。
正直「助かった~♪」と、いう気持ち(;’∀’)

ガードレールとカーブミラーが見えてきたよ!
ここで車道に出た 

「北川尾根」の入口から、約3時間30分。
ここで、車道と合流することができました(‘◇’)ゞ

「関八州見晴台」を経て戻る平和な道のり

こんなにもアスファルト舗装路が、ありがたく思えたことは生まれて初めてかも!

ここからは地図に載っている道なので、安心感に包まれながら美しい並木道を歩いていきます。

キラッキラの車道にありがたみを感じるひと時…(*´▽`*)

「関八州見晴台」方面へ向かいましょう。
案内板に従って、ハイキングコースに入って行きます。

「関八州見晴台」方面へ
見晴台見えてきたよ♪

標高771m「関八州見晴台」に到着です。
ここまで 9.4km 5時間45分。

こちらは1年くらい前にも訪れた懐かしい場所です。
※「関八州見晴台」の登山記事はこちら

平和そのもの💕

広がるパノラマ、穏やかに流れる時間に浸るひと時です。
前に訪れた時より木々の葉が落ちているせいでしょうか、眺望が良かったです。

冬は「武甲山」が良く見えるのねー
今日も散々な目にあったけど、終わってみれば楽しかったワン…

まとめ

厳しすぎる山中、少しだけオンブありました…

「北川尾根」予想はしてましたが、一筋縄ではいかない難関コースでした。

荒れた登山道も多く、犬登山には向いていないでしょう。
途中、一部ですがエルモをオンブした個所もありました。

ですが、「オバケ山」という山名には好奇心を掻き立てられるものがあります。

これからも面白い名前の山、見付けたらどんどん行ってみたいと思います(^-^)

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