2024年1月の情報です。
「オバケ山」ってどんな山?
標高500m。西武線「西吾野(にしあがの)」駅からアクセスできる『北川尾根』にある山です。
※「西吾野駅」に駐車場はありません。
このルート「山と高原地図」にはありませんが、「奥武蔵登山詳細図」には載っているようです。
山頂は狭く、木に囲まれていて眺望はありません。
大きな切株があり、長く伸ばした根っこがオドロオドロしい…
これが「オバケ山」の由来となったと伝えられています。

名前だけに惹かれて「行ってみよう!」と、決意した山。
以外と人気があるようで、表札も新しく作られていて愛されているのを感じます(^-^)


「北川尾根」と言えば、クライミングで訪れる人も多いこちらの大岩。
ハングがすごいので、下から見上げていると恐怖を感じます。
この岩の上に『秋葉大権現の石碑』があります。

信仰対象の岩でもあり、地元の人達に大切にされています。
トイレや駐車スペースの提供がありますので、ルールを守って楽しみましょう♪
駐車場・トイレ・自動販売機
関八州見晴台入口「路肩駐車場」に車を停めました。
駐車台数:5~6台
料金:無料
24時間いつでも停められます


トイレは「高山不動尊」まで下ってお借りします。
駐車場から約20分ほど歩きます。


さすが『関東三大不動』、トイレが広いです。
ちなみに他の2つの不動とは、千葉県の「成田不動」、東京都の「高幡不動」だそうです。


トイレ内に洗面所はありませんが、手水舎に水道の蛇口があります。
でも、冬季は使用できないとのこと…トホホ


※自動販売機もないので、飲料水は事前にしっかりと準備しましょう。
登山ルートの紹介

今回の山行は、9.5km 約6時間。
(休憩 約40分を含む)
※「西吾野駅」に駐車できないので、イレギュラーな下りから始まる登山となりました。
「関八州見晴台」駐車場から「西吾野駅」方面へ山を下り、「秋葉神社」から「北川尾根」で登り返す周回コースをご紹介します。
※「山と高原地図」には北川尾根のルート表示はありません。(表示は今回の軌跡です)
トイレを拝借「高山不動尊」までの道のり
道路を横断すると、ハイキングコースに入る道があります。
駐車場から200m 5分。「丸山」という眺望の良い場所に着きました。
一応「山」ですが、こちらはカウントなし。


しばらくは「高山不動尊」の案内板に沿って進みます。


車道に出たら分岐を「右」へ進みます。
「左」でも行けるのですが、「富士山」の見える場所があるので、こちらから行ってみましょう。
目印となる『灯籠』の先を「左」へ入って行きます。


並木道のキレイな遊歩道が続いています…
が、案内板があったら「高山不動」方面へ曲がり、山道へと入って行きます。


しばらく下って行くと青い屋根の建物がありますが、こちらをスルーして更に下ります。
「高山不動尊」に到着です。


ここまで800m 25分。
こちらでトイレをお借りして、登山の安全を祈願したら出発しましょう!


「北川尾根」入口がある「秋葉神社」までの道のり
まずは「西吾野駅」方面へと山を下っていきます。
整備されていてとても歩きやすい登山道。
まっすぐに伸びた木々の間から、降り注ぐ木漏れ日が心地よく、これぞ森林浴といったところ。


20分ほど歩いて「石地蔵」の分岐点に到着です。
足を止めてみると、可愛らしい小さなお顔のお地蔵様がいらっしゃいました。


地図で見ると三つ又の分岐点なのですが、案内板は2方向のみ。
オススメされてないのかもしれませんね。
案内板に従って進みましょう(^-^)

少し進むと「萩の平茶屋跡」が見えてきました。
現在は、ボロボロで残骸といったところですが、さすがに茶屋があった場所だけあって、見晴らしの良い明るい場所でした。


少し急な下りを進んで行くと、西武線の線路が見えてきました。
そろそろ麓が近いようです。


民家のすぐ横を通る登山道。
なんだか家の中まで見えてしまいそうで、申し訳ない感じです(汗)




川が見えたら麓に到着です。
ここまで、3km 1時間15分。
「高山不動・大滝」方面へと「高麗川」沿いに進んで行きます。






「喜多川キャンピングベース」の案内板が見えてきたら「高畑林道」への分岐点です。
ここを右折すると、大滝・白滝・不動滝がある『不動三滝』へ行くことができます。
今回は「秋葉神社」を目指しているので、通過します。


しばらく進むと「白山神社」がありました。
こちらの神社の裏手からも「北川尾根」に取り付けるようですが、ネット情報によるとハードな藪漕ぎコースのようなので「秋葉神社」からのルートを選択しました。


今度は左手に、立派な橋がかかった大きな神社「全昌寺」です。
この辺りは、神社がたくさんありますね。


ようやく、少し先に「北川尾根」の入口を発見したとのこと!
「西吾野駅」近くからここまで、30分くらいかかりました。


「秋葉神社」の祠は、「中組自治会館」への階段を上がったところにあります。
出発から1時間45分。
こちらで少し休憩をとってから本丸へ乗り込むことにしましょう。


冒険の始まり「オバケ山」までの道のり
いよいよ「北川尾根」への冒険が始まります。
どうなることやら…


登山道を歩いていたのですが、徐々に道がなくなり「墓地」に突き当たってしまいました。
もうこれ以上進めないので、引き返すことに…
途中で「左」に入るポイントを見落としたようです。
始まった途端に道迷い…前途多難の予感しかない…
周りを慎重に確認しながら戻っていると、黄色いテープを発見!


かすかな石段も確認できましたが、ネット情報よりずーっとわかりずらくなっています。
時間の経過とともに、状況は変化しているのですね。
ホッとしたのも束の間、荒れ果てた登山道に「本当にここでいいのか?」と、再び不安がよぎります。


その先も、黄色いテープが巻かれた木がたまに現れるので、それだけを頼りに進んで行きます。
すると、大きな岩影が…


ルートは間違っていなかったようです。
ロッククライミングで有名な、あの大岩にたどり着けました(^O^)

ここまで4.5km 2時間。
この時は誰もいませんでしたが、週末は訪れる人も多いのでしょう。
トイレ・駐車場・マナーの案内が書かれた紙がありました。


『この町の人は親切だなぁ』なんて感心している場合じゃなくて…
この岩の上まで登らなければならないのに、もちろん登山道なんて見当たらないっ(T_T)
ネット情報によると、岩の右側から登るようです。
もう、行くしかありません。


落ち葉が滑るザレザレの荒れた急斜面を上へ上へと、それだけを考えて登る…
その先には…優雅にたたずむ「秋葉大権現」の石碑がありました。


石碑が見つめる先には、穏やかに広がる山々の眺望。
神々しさに胸を打たれるこちらの場所まで 4.6km 2時間15分でした。


まだまだ始まったばかりのこの冒険、いつまでも感動に浸ってはいられません。
先に進みましょう。


ここからは、赤いペグやピンクテープが見られるようになりました。
赤いペグは目立つし、耐久性もありそう。とっても助かりました(^-^)


道があったりなかったりの不明瞭な登山道。
目印をチェックしながら、慎重に進んで行きます。


目線の低いエルモにとっては、まさにジャングルを進む感じなのでしょう。
標高460m 「立間沢ノ頭」に到着です。
ここまで5.5km 2時間45分。


地図でいうと「460」のところ。
この先「636」と書かれた地点を通過する予定です。


スラット細い木々に囲まれた山道を下って、登り返したら…


標高500m「オバケ山」に到着です!
ここまで5.8km 3時間15分。
スペースは狭く、眺望もありませんが、ジャック・オ・ランタンのお出迎えになんだかホッコリ(^-^)



大したことない山なのになんだかうれしい!
苦労して登ってきたからかなぁ…
ホッとしたこともあり、思わず笑みがこぼれます。

休憩は10分ほど…陽も当たらず寒いので、感動をかみしめたら先に進みます。
ネット情報によると、この先に良い休憩場所があるということです。
「北川尾根」終点へ向かう過酷な道のり
片側が開けた明るいスペース。
陽が降り注ぎ暖かく、倒木がベンチのように横たわっていて座れます。
眺望は、まあまあといったところですが、この尾根ではのんびり休憩できる貴重な場所。


この先、しばらくは安心の明るい尾根道を進みます。
小さな石の祠がありました。
中はからっぽ。菩薩様はいらっしゃらないようです。


少し進んで再び、深い森の中へ入って行きます。


チクチク痛い荒れた登山道に、エルモもそろそろ限界のようです。


何か見えてきました。
庚申塔と石仏がある「前坂峠」に到着です。


ここまで、6.6km 3時間50分。
割れてしまっていましたが、小さな案内板もありました。
順調に来ているようです。「北川尾根」方面へ進み「636」の地点を目指します。


この先も荒れた登山道が予想されるので、ここでエルモにラバーブーツを履かせました。


スカイツリーも見えるというピーク「636」地点に立寄り、あとは車道を目指して登るだけ!
…なのですが、この後の分岐でまたもや痛いミステイク!


二股に分かれている場所に出ました。
案内板などはなく、地図で見ると「右」へ直進で車道に出られそうな感じがします。
ここは「左」へ進むのが正解!
左手に少し進むと大きめの岩がゴロゴロありますので、それが目印です。

※こちらは「×」な道。
最初は明瞭な登山道があるのですが、徐々になくなっていきます。
果たしてこの結末は…



間違えた道を引き返してやり直しです。
「左」の道を進むと、赤いペグや木に巻かれたテープが発見できてホッと一安心(^-^)


目印を頼りにほぼ直登で登って行くと、ガードレールとカーブミラーが見えてきました。
正直「助かった~♪」と、いう気持ち(;’∀’)


「北川尾根」の入口から、約3時間30分。
ここで、車道と合流することができました(‘◇’)ゞ
「関八州見晴台」を経て戻る平和な道のり
こんなにもアスファルト舗装路が、ありがたく思えたことは生まれて初めてかも!
ここからは地図に載っている道なので、安心感に包まれながら美しい並木道を歩いていきます。

「関八州見晴台」方面へ向かいましょう。
案内板に従って、ハイキングコースに入って行きます。


標高771m「関八州見晴台」に到着です。
ここまで 9.4km 5時間45分。
こちらは1年くらい前にも訪れた懐かしい場所です。
※「関八州見晴台」の登山記事はこちら

広がるパノラマ、穏やかに流れる時間に浸るひと時です。
前に訪れた時より木々の葉が落ちているせいでしょうか、眺望が良かったです。


まとめ

「北川尾根」予想はしてましたが、一筋縄ではいかない難関コースでした。
荒れた登山道も多く、犬登山には向いていないでしょう。
途中、一部ですがエルモをオンブした個所もありました。
ですが、「オバケ山」という山名には好奇心を掻き立てられるものがあります。
これからも面白い名前の山、見付けたらどんどん行ってみたいと思います(^-^)



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