2023年5月の情報です。
天狗山(てんぐやま)ってどんな山?
標高1,882m。川上村と南相木村の境、東西に連なる尾根上にある山で、麓から見上げると男山と並んで鋭い岩山。
川上村を代表する山で信州百名山のひとつです。

突き出した岩壁が、天狗の鼻の様に見えるというのが名前の由来だそうです。
行程は短いけれど、ガッツリ岩場が続く登山道。
途中から『天狗山ダイレクト』というルートに入ることができ、ロッククライミングを楽しむ人達に人気です。


山頂は、ほぼ360度の展望が開けていて、西側の真正面には八ヶ岳連峰が望めます。

5月頃には、ムラサキツツジやシャクナゲが見られます。
満開の時期には登山道を囲むアーチのように咲き乱れ、厳しい岩山登山の疲れを癒してくれるでしょう。


登山口は、100kmマラソンの第5関門
毎年5月に開催される『星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン』。
野辺山駅から出発し、100kmを14時間以内で走るマラソン大会です。
「天狗山」登山口のある「馬越峠(まごえとおげ)」は、79キロ地点『第5関門』となっています。


標高1,610m。100kmのコースの中で最大の難関!
厳しい急坂を登り切った先に、エイドステーションがあるのです。
すでに70㎞以上走り、疲れ切った体にムチ打って、選手たちは必死に峠を目指します。


クタクタに疲れ切りながらもエイドに到着した選手たちは、スタッフたちの暖かい拍手に迎えられ、ホッとしたのか笑顔が多く見られました。


こんな過酷なマラソンでも、コスプレで挑むツワモノがいます!
完璧なルフィーになりきり、足取りも軽く坂を下って行きます。
車の中から声をかけると、笑顔で応えてくれました!
正面から見てもイケメンの爽やかなお兄さん(^^)

駐車場・トイレ・自動販売機
本来なら、「馬越峠」に4~5台駐車できるスペースがあるのですが、大会の日はエイドステーションが設置されているため、駐車できません。
少し下って、駐車できそうなスペースを探して停めました。


トイレ・自動販売機は、ありません。
こちらの仮設トイレは、マラソン大会のために設置されたもののようです。

登山ルートの紹介

今回の山行は、2.5km 約2時間。
(休憩20分を含む)
馬越峠から「天狗山」山頂をピストンするルートをご紹介します。
距離も時間も短いですが、急峻な岩場が続く登りごたえのあるコースです。
「天狗山」山頂までの道のり
駐車した場所から5分ほど、「馬越峠」まで戻って登山口を探します。
エイドステーションの裏側、仮設トイレの横にありました。


つづら折りになっていますが、岩ゴツゴツの急坂を登っていきます。
標高差は、たったの270mです。この調子ならあっという間に到着できそうですね。


しばらくすると、なだらかな山道になりました。
ムラサキツツジがアーチのように咲き誇り、鮮やかなネオンカラーが山を彩ります。



まったりとした山道を進んで行くと、開けた場所に出てきました。
正面にこれから目指す「天狗山」が見えています。
ここはまだ、隣の山だったのですね(;^ω^)

この辺りは眺望も良く、周りの景色を眺めながらの登山が楽しめます。


切れ落ちた尾根を渡ると、いよいよ「天狗山」山頂に向けての登りが始まります!


ロープの設置された大きな岩場が現れました。
ここから次々と難所が続きます。


登り切った先から覗き込むと、眼下にはレタス畑が広がっています。
白く見えるのは「マルチフィルム」。土の乾燥を防いだり、温度変化を和らげる効果があるそうです。


登り切ってもまた次のロープが出現します。
結構長さのある岩場なので、滑落すると大ケガをする危険性もあります。
雨の日など天気の悪い時には、特に注意が必要です。


ここはもう、休み休みゆっくり進んでいくのが安全ですね(^^)
行程は短いので焦らずに!




最後のロープをのぼりきった先には、壮大な景色が広がっていました。
山頂まであと少しです!


「天狗山」の標柱が見えてきました。
エルモは、短い脚で最後の岩場を必死に乗り越えていきます。


標高1,882m。「天狗山」山頂に到着です。
ここまで1.2km 約1時間。


山頂は、7~8人でいっぱいになるくらいのスペースで、そんなに広くはありません。
でも、ぐるっとほぼ360度の眺望が望め、スカッと爽快な気分が味わえます♪
ここまでの疲れが一気に吹き飛びました。


まだ雪が残る「赤岳」や、反対側には「金峰山」の姿も確認できます。
特徴があるのでわかりやすい♪


「垣越山」を経て「男山」へ続く稜線が見えています。
ここから「男山」までは、2時間30分くらいです。
「こんな感じの岩場が続くのかなー」と、ワクワクします。
次回は、ぜひ挑戦してみたいと思います(^^)

帰り道も油断は禁物
帰りは、40分ほどで下ることができました。
エルモは滑り落ちるように、ザリザリと岩場を下って行きます。


こういった厳しい岩場の場合、登りより下りの方が難しいケースが多いのです。


後は戻るだけなので、休憩を取りながら周りの景色を楽しんで、のんびり下りましょう♪
エルモの岩場奮闘の様子は、【おまけ】にて動画で確認できます。
ぜひ、ご覧ください(^^)



この日は、「馬越峠」から車で20分ほど、川上村の「ist – Aokinodaira Field(イスト 青木の平フィールド)」でキャンプ泊をしました。
その様子はこちら(‘◇’)ゞ
おまけ エルモ『岩場奮闘動画』
今回のエルモの岩場の奮闘の様子を2分30秒の動画にまとめてみました。
足を滑らせたり、木にぶつかりそうになったりと、ハラハラする場面もありますが、最後まで頑張りました!



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