2021年5月の情報です。
御岳山・鍋割山・大岳山ってどんな山?
・御岳山 標高929m 古くから信仰の山として親しまれており、山頂にはニホンオオカミの神様である「おいぬ様」が祀られている「武蔵御嶽神社」があります。
また、山頂手前の神社へ続く参道にはたくさんの宿坊があり宿泊も可能。御岳山商店街には、昭和ムード漂う商店が立ち並びます。

ワンちゃん歓迎の御岳山では、ケーブルカーでもクレートやカートの必要はなく、「ペット共有エリア」にそのまま乗車することができます。
大展望台駅へのリフトは、抱っこできるサイズ(小型犬)のみ利用可能です。
・鍋割山 標高1,084m 御岳山から大岳山へ向かう途中にある山です。
山頂は狭く、眺望もさほど良くありません。トイレはありません。
奥の院経由で大岳山に向かう場合のルートには、足場の悪い険しい個所や鎖場もあります。

・大岳山 標高1,266m 山頂では、突然目の前に現れる美しい富士山に癒されます。
スペースは広く、ベンチも設置されており、たくさんの登山客で賑わいます。
トイレは、山頂手前の「大岳山荘」近くにあります。

衝撃‼ 御岳山の標柱は「犬立ち入り禁止」区域内にある
ワンちゃん歓迎ムードの御岳山ですが、その山頂標柱は本殿奥の玉垣内にあるため「犬立ち入り禁止」なのです。

敷地内には、いくつもの貴重な社があり、看板にも書かれているように問題行為があるワンちゃんも多く見受けられたために、やむを得ない措置なのだと思います。
なぜこの場所に標柱があると判明したかというと、標柱を探してさまよっていた時に、階段の一番下でバイクに乗った年配の男性に行き会いました。
地元の方のように見えたので「御岳山の標柱はどこにありますか?」と、尋ねたところ親切に教えてくださいました。
ここは、おみくじやお守りを売っている売店の先にあるのですが、開門が9時からとなっています。
その時まだ7:30頃だったので、帰りに寄りました。


平成25年8月に「乙女新党」というアイドルグループにより寄贈されたものです。
証拠写真撮れなかったのは残念ですが、うれしいお話ですね(^-^)
駐車場
滝本駅駐車場は、ケーブルカー乗り場に一番近くて便利です。150台と大きな駐車場ですが、営業時間が7:10~なので、早朝に到着すると利用できません。料金も最大が1,500円なのでちょっとお高めです。

その少し手前にあるタイムズ御岳山は、いつでも停められますが、駐車台数8台と少なく、6:30頃はすでに満車でした。
と、いうことで今回は、少し坂を下ったところにある私営の駐車場を利用しました。


ケーブルカー乗場までは徒歩4~5分。1日1000円。30台ほど駐車できます。早朝からでも停められましたが、管理人さんが不在だったので料金は帰りに支払いました。
登山口まで少し歩きますが、その道路上に仮設トイレと自動販売機があったので、出発準備を整えるのにちょうどいいかもしれません(^-^)


登山ルート
今回は14.4km。約9時間。
御岳山→鍋割山→大岳山→ロックガーデンを周回するルートをご紹介します。

御岳山までの道のり


御岳山まで3.4km ケーブルカーを使わずに登って1時間45分かかりました。
登山道は舗装されており、10分くらい毎に、その場所の由来が書かれた標柱が現れます。
下に詳しい説明が記されており、読み進んでいくと御岳山の歴史をひも解くことができ、どれも興味深い内容です。


しばらく進むと線路の近くにベンチがありました。
ここでのんびりとケーブルカーが通るのを眺めることができます。

道の左右には立派な大木が立ち並びます。
その木の根の大きさからどれも相当樹齢を重ねたものと推定されます。

しばらくして、今度はケーブルカーの線路の下を通ります。
通過するケーブルカーを待って、一緒に写真を撮るのがおススメです。

舗装されたなだらかな登山道ですが、深い森の中を歩いている気分にさせてくれます。
ケーブルカーが見えたり、由来の標柱があったりと、子どもにもおススメの飽きずに登れるコースです。
森を抜けると突然広がる街の風景。武蔵御嶽神社への参道の始まりです。
たくさんの宿坊が軒を連ね、商店街もあるこの天空の街には診療所もありました。


商店街は、絶景の食堂で食事を楽しんだり、お土産を買う人達で賑わいます。
自動販売機もありますので、店が営業していない時間でも飲み物を買うことができます。
街の風景を楽しみながら案内板に従って進んで行くと、神社への入口がありました。


入口の手水舎には、「ペット用水場」が用意されていました。
そして、ワンちゃん用の立て札もあります。「従わなきもの入山を禁ず!」です。


入口の鳥居をくぐると約330段の長~い階段が続きます。
途中で疲れてしまった人のために、ベンチも設置されています。



本殿が見えてきました。もう少しで到着です。
ここまで1時間45分。
通常のコースタイムが1時間20分なので、ここまではほぼ予定通りといったところでしょうか。
武蔵御嶽神社に到着です。
本殿前の狛犬はオオカミです。
「おいぬ様」はニホンオオカミ。日本武尊(やまとたけるのみこと)を助けたことから、厄よけの神様とされているのだそうです。


前述のとおり、御岳山の標柱は「犬立ち入り禁止区域」にあるため、仕方なく「旧本殿」の前で証拠写真撮影。
せっかくここまで頑張って来たのに残念。
そのためなのか落ち込んだ様子のエルモなのでした。
この辺りは、トイレに困ることもないかもしれませんが、神社付近を2ヶ所紹介します。
神社の入口から「女坂」方面へ向かうと坂の脇にある「御岳丸山園地便所」と、頂上から1ブロック降りた左側「宝物殿」の横のトイレです。


御岳山から鍋割山
御岳山で登山安全祈願を済ませたら、大岳山方面へ向かいます。
5分ほど歩いた先の長尾平には、冬季単独登山で活躍し、43歳の若さでカラコルム山脈ウルタール・サール第2峰で雪崩に巻き込まれ遭難死した「長谷川恒夫」の碑がありました。


長尾茶屋は、11:00~オープンです。
綾広の滝原流水で淹れたコーヒー300円・缶ビール400円・ホットワイン600円・ペットボトル飲料200円などがあり、トイレは少し離れた場所にあります。
ギターの弾き語りにしばらくの間、聞き惚れてしまいました。


ここから先は、本格的な登山道となります。まずは、奥の院峰を目指していきましょう。



足場の悪い木の根っこだらけの道を登り、鎖が設置されている細い崖沿いの道を進みます。
途中には開けている場所もありますので、周辺の山々の景色に癒されながら、休憩を取りながら行きましょう。


奥の院峰(1,077m)に到着です。
少し開けていて、休憩するスペースもあります。
今、通ってきた道の方面「道が荒れています」という案内板がありました。


奥の院峰から鍋割山方面へ向かいます。こちらも先程と同じように厳しい登山道が続きます。


鍋割山に到着です。ここまで4.8km 3時間30分です。
山頂のスペースは狭いです。一部開けていて大岳山方面の眺望はありますが、3~4人で混み合ってしまうような場所なので先に進みます。
鍋割山から大岳山
大岳山方面へ進みましょう。
少し下って、木々の間から大岳山が見えました。丸いフォルムがかわいいですね(^-^)


先程よりさらに厳しい登山道となります。
段差の大きい岩場、鎖場、階段と目まぐるしく変化するこのルートは、厳しくも飽きることなく楽しめます。




天然のアスレチックともいえるこのルート、足を踏み外さないよう慎重に進んでいきます。
1ヶ所だけ、下りの階段の幅が狭すぎてエルモが降りられない場所がありましたが、その他は問題ありませんでした。



大岳山荘に到着です。
頂上まで15分という場所です。
広いスペースとベンチやテーブルがあり、トイレも利用することができます。
山頂は混み合うので、ここでランチをとる人も多いようです。
鳥居近くにも小さな社があり、かわいい狛犬が迎えてくれます。


山荘から少し下ったところにトイレがあります。
こちらのトイレの前には広いスペースがあり、ここからの眺望が素晴らしかったです。


山頂に到着です。
ここまで6.8km 4時間45分です。
天気も良かったので、富士山がキレイに見えています。
たくさんの人で賑わっており、眺望のいい場所は座れそうにないので、反対側斜面の眺望ゼロの人気のない場所でランチにしました。


大岳山からロックガーデン

大岳山からロックガーデンへ向かいます。
このルートは、先程と打って変わって整備された歩きやすい登山道です。
途中には水場がありました。
エルモは美味しそうに水を飲んでいました。
水量は少なく、時期によっては枯れる場合もありそうですのでご注意ください。


分岐点の目印である東屋が見えてきました。
ロックガーデンに立ち寄らず、御岳山駅(ケーブルカー)方面へ進むと近道となります。
今回は「綾広の滝」も見たいし、エルモは初めてなのでロックガーデン方面へ進むことにします。


「綾広の滝」は、大きな岩に囲まれた荘厳な雰囲気の中にある落差10mの滝で、武蔵御岳神社のみそぎの行事に使われるそうです。


ロックガーデン内にもトイレがあります。たくさんの人で賑わう人気の高いこの場所は、トイレも混み合っていました。

ロックガーデン内は、緩やかな遊歩道となっています。
川のせせらぎをBGMに、マイナスイオンを体中に浴びながらの気持ちのいいウォーキングが楽しめます。
長尾平と御岳山の脇を通り過ぎて、ケーブルカー乗場に到着です。
御岳山駅がある御岳平は、眺望も素晴らしい広場となっています。
おみやげ物屋や売店があります。また、ここからすぐの場所に日本一といわれるレンゲショウマ群生地(入場無料)があり、8月中はたくさんの人で賑わいます。

ケーブルカーは、1時間に2~3本。この混み具合だと45分は待つことになりそうです。
と、いうことで帰りも歩いて下ることになりました(T_T)
下山してから知ったのですが、この日は混雑のため折り返し運転を行っていたようです。
それなら並んで待てばよかったかなぁと、少し後悔しました。
なんとか帰路も歩き通してくれましたが、9時間の山行は小型犬にとっては辛いものだったと反省しています。
今回体験できませんでしたが、ワンちゃんのケーブルカーの料金・乗降方法など詳しい情報は御岳登山鉄道HPから確認できます。
ワンちゃんとの出会い

ワンちゃん歓迎ムードの御岳山周辺では、登山大好きワンちゃんにもたくさん出会うことができました(^O^)
何頭か写真を撮らせていただけたのでご紹介します。


まとめ
まだまだ周りきれていない御岳山。次回は、レンゲショウマの季節にケーブルカーとリフトを使って楽々登山で「富士峰園地」の周辺も歩いてみたいです。
ケーブルカー利用は、できれば片道のみをおすすめします。
約1時間、森林浴を楽しめる気持ちのいい時間を逃してしまうのは、もったいないと思います。
そして、武蔵御嶽神社への参道途中にあった無人販売の刺身こんにゃく(200円)が絶品でした。
舌触りがなめらかで柔らかいのにしっかりこんにゃく!ぜひ小銭をもってお出かけください。



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