2023年1月の情報です。
南高尾山領(みなみたかおさんりょう)ってどんなところ?
高尾駅に近い「浅川」から「大垂水峠」まで繋がる稜線で総距離は約10㎞。
地図上のコースタイムでは約5時間です。
正確には、東側を向いている「榎窪山」までが「東高尾山領」、その先が「南高尾山領」です。
アクセスの良い「高尾山口駅」から「四辻」へ上がり縦走するのが一般的なルートです。


比較的アップダウンが少なく、7つの山を簡単に越えることができます。
最近では「セブンサミッツ」と呼ばれ、トレイルランニングに人気の山となっています。


案内板も数多く設置され、整備された登山道。低山ながら眺望の良い場所もあります。
休憩所も数も多く、至る所に登山者を楽しませてくれる趣向が施されています。
駐車場・トイレ・自動販売機
標高193m。「高尾山薬王院 祈祷殿駐車場」に車を停めました。
駐車料金:500円
駐車台数:約250台
受付時間:8:00~16:00
24時間入場できるかは不明ですが、今回は6:30頃の到着で入場できたので、料金は帰りに社務所へ支払いに行きました。


四季折々たくさんの観光客で賑わう高尾山。さすがにトイレも広く造られています。
トイレ内は両側に個室があるので、10個以上はありますね。
全部和式ですがキレイに清掃されていて、ペーパーもバッチリ完備されています。




登山ルートの紹介

今回の山行は、15km 約6時間。
(内リフト872m、約12分)
高尾山口駅に近い「四辻」から入り、大垂水峠で20号線を横断し、高尾山を経由する周回コースをご紹介します。
(大垂水峠より先のルートは「高尾山」編にて)
ハート形の軌跡ができる楽しみもある心温まるルートです♬
稜線に出る「四辻(よつじ)」までの道のり
駐車場から高尾山口駅方面へ進み、「高尾山入口」の信号「橋本屋」を目印に右折します。


案内板が左側にありますので、「四辻」方面へ進みます。
民家の間を通る細い道に入って行きます。




15分ほどで「南高尾山領」の稜線に出ます。
ここが本当のスタート地点!
ここから「大垂水峠」までは約9㎞、地図上のコースタイムでは4時間となっています。
高尾山頂までは、トイレもありません。
まずは「草戸峠」方面へ進みましょう。

東高尾山領「榎窪山」までの道のり
できる限りの時間短縮を目指して、トレイルランニングもどきで小走りに進んで行きます。


この辺りは東側なので、開けた場所からは美しい日の出を見ることができます。


鉄塔の脇を通り過ぎたら「草戸峠」に到着です。
駐車場からここまで2.8km 約1時間。


この少し手前に「梅ノ木平」へのエスケープルートがあり、いろり炭火焼料理で有名な「うかい鳥山」の近くに出ることができます。




小さなアップダウンを繰り返し、軽快に山道を走り抜けてゆくと、展望台が目を引く広い場所に出てきました。


①草戸山(くさどやま)
「草戸山」がある「松見平休憩所」に到着です。
ここまで3.3km 1時間20分。
ここは町田市の最高峰。
地元では山の標高(364m)にちなんで「1年山」の愛称で親しまれています。

この神社には「山の神」の石碑があり、大山祇命(おおやまずみのみこと)が祀られています。
昭和61年の大雪被害に見舞われたこの山林を守るべく、地域の人々の強い願いにより、同市内にある「大戸観音堂」からこの場所へ迎え入れ祀られたものです。


シンボル的な存在でもあった展望台、現在は「立入禁止」となっています。
老朽化のためでしょうか?
東側の眺望が一望できるこの場所は、元日に初日の出を楽しむ人達にも人気の場所となっていたのに残念なことです。


気を取り直して先に進みましょう。
ここからはしばらくの間、レールのように連なるダイナミックな木段を楽しめるポイントです。


気が付けばすぐ近くに「城山湖」が見えています。
リズムに乗ってステップを踏み登っていくうちに、つらい階段もなんだか楽しくなってくるはず!




次々と現れる木段地獄を越えた先に「ふれあい休憩所」がありました。
ここまで4km 1時間30分。


屋根付きの休憩場所があり、ホッと一息。
眼下に望む城山湖がここまでの疲れを癒してくれます。


「榎窪山」の案内板も出てきましたが、まだまだ序盤。先を急ぎましょう。

②榎窪山(えのくぼやま)
標高420m「榎窪山」に到着です。
ここまで4.3km 1時間40分。
『東』高尾山領はここまで。これより先は『南』高尾山領となります。


南高尾山領「大垂水峠(おおだるみとおげ)」までの道のり
少し進んだ先が「三沢峠」です。
ここは、津久井湖方面へのエスケープルートです。
津久井湖周辺の散策を楽しむことができ、国道413号線には「橋本駅」とを結ぶバス停があります。


トレイルランナーへ向けた基本的なマナーが書かれた立て看板がありました。
細い道も多いので、譲り合ってお互い楽しいひと時を過ごしましょう。


「大垂水峠」まで4.9kmということは、まだ半分もきていませんね(-_-;)
山頂も2つしか越えていないので当たり前なのですが…


凛とたたずむ美しいフクロウのオブジェが目印の「ふくろうの広場」に到着です。
フクロウは、ちょっと控えめな大きさなので、見落とし注意です。
裏には「鷹」が彫刻されています。

大人数でも座れる長ーいベンチとリュックやジャケットを掛けられるハンガーもあります。
おまけに「スマホ台」まで!気が利いてますねー(^^)


せっかくなのでスマホ台で記念撮影してみました。
フクロウがちょうど写真のど真ん中くるというナイスなポジションです♪


「泰光寺山」へ行くには、巻き道を通らず急な階段を上がって行かなければなりません。
一歩一歩を踏みしめて登る感覚。でもそんなに長くはないので頑張りましょう!


③泰光寺山(たいこうじさん)
標高475m「泰光寺山」に到着です。
ここまで5.3km 約2時間。


苦労して登ってきた割には…表札があるだけといった感じです。
山頂のスペースもそこそこの広さで眺望もあまり良くありません。
証拠写真だけ撮って、次に進みましょう。


反対側に下りていくと元の登山道に戻ります。
少し進むと「西山峠」に到着しました。
ここまで5.6km 2時間15分。


少し進むと津久井湖が見える場所がありました。
目まぐるしく移り変わる風景に背中を押され、どんどん先に進みたくなってくるのがこのコースの不思議なところ!


「龍の広場」に到着です。
こちらの作品も風景に溶け込んでいるので、近づくまで気が付かずビックリ!なんてことも。
色を塗ったわけではなく、自然の力で木に味わいが出てきて、現在のような迫力ある姿になっているようです。


背中に乗れるように平らに細工が施してあるのもうれしいポイント♪
エルモも敷物をひいて少し座らせていただきましたが、その迫力にちょっとビビり気味…


次は何があるのかな?と、ワクワクしながら進みます。
休憩所以外でも登山道のところどころに丸太を利用したベンチがあるので、森の静けさを味わいながらの休憩もgood♬




④入沢山(いりさわやま)
何も標識がないのでわかりずらいですが、「語らいのベンチ」のちょうど真上に「入沢山」への登山道入口があります。


10分ほどで、標高490m「入沢山」に到着します。
『天空レストラン』と、記されていました。
お店はありませんが、高尾山方面の山々が一面に広がる素晴らしい景色を楽しめます。




ここは『行き止まり』という立て看板があるので、来た道を戻ります。
まだまだ登山は続きます。狭い1本道が続く森の中を気持ちよく駆け抜けていきます。


急に明るい場所に出たと思ったら「見晴台」に到着です。
ここまで6.7km 2時間40分。


ここは、南高尾山領で一番眺望の良い場所です。
目の前には、市街地を挟んで丹沢の山々が広がります。天気が良い日には富士山も望めるのですが、この日はあいにくの曇り空でした。残念…





⑤中沢山(なかざわやま)
標高494m「中沢山」に到着です。
ここまで7.3km 約3時間。
ここは遠い昔、相模国と武蔵国との国境線がひかれていた辺りなのでしょう。
菩薩像の台座には『武相国境 東縦走 開通一年記念奉納』と記されています。


山頂のスペースは広いですが眺望は乏しく、こちらも証拠写真だけ撮って次に進みます。


いつの間にか、「大垂水峠」まで2.2kmの地点までやってきました。
山稜の終点まではあと少し!




⑥コンピラ山
標高515m「コンピラ山」に到着です。
ここまで8km 3時間15分。


山頂は、丸太のベンチがあるくらいでスペースも狭く眺望も良くありませんが、新旧の表札があり、昔から親しまれていた山なのだぁと感じます。


ピークハントも残すところあと1つとなりました。
終わってしまうのが寂しいような、嬉しいような…


⑦大洞山(おおぼらやま)
標高536m「大洞山」に到着です。
ここまで8.4km 3時間30分。
最後の山頂は、大垂水峠からやってきた人達で賑わっていました。
こちらもスペース狭く、眺望はありません。


「大垂水峠」まであと1km。国道20号へ向かって山を下って行きます。
途中2ヶ所ほど間違えやすい分岐があるので、案内板をチェックしながら進みましょう。




2019年の台風被害により崩落し、しばらく通行止めとなっていた登山道。
キレイに修復され、補強工事まで施されていて、とても安全になっていました。


陸橋が見えてきました。下を通るのは国道20号線甲州街道。
陸橋のすぐ下にバス停もありますが、本数はあまり多くないようです。


駐車場からここまで9.4km 3時間45分。
トレイルランニングもどきにより30分ほど短縮できました。

ここで「南高尾山領」は、終了です。
これより先は「高尾山」編へ続きます。



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