2022年10月の情報です。
御前山(ごぜんやま)、サス沢山(さすざわやま)、惣岳山(そうがくさん)ってどんなやま?
【ワンちゃん注意事項】栗の実が落ちるシーズンは、登山道が『イガ』だらけとなるため、犬用の靴があれば履かせた方が良いでしょう。
登山道のすぐ近くにサルが現れますので、ケンカにならないようご注意ください。
標高1,405m。 大岳山・三頭山と並び、御前山は奥多摩三山のひとつです。
小河内ダムから出発する登山道は、「サス沢山(940m)」から「惣岳山(1,341m)」を越えて「御前山(1,405m)」へと繋がり、ずっと急な上り坂が続くハードなコースです。
「御前山」山頂には広いスペースがあり、ベンチも設置されています。
北側に180度の展望が広がり、奥多摩の美しい山々を眺めることができます。

登山中は深い森の中を歩くルートなので眺望は良くありませんが、「サス沢山」には展望台があり、奥多摩湖を一望できるため、紅葉シーズンには絶好のビューポイントとなります。

また、「惣岳山」を過ぎてしばらく進んだ先には、美しい富士山の姿を望める場所がありますので、ぜひ立寄ってみてください。

駐車場・トイレ・自動販売機
標高530m。小河内ダムの無料駐車場。
駐車台数:72台
料金:無料
利用時間:6:00~21:00
自動販売機は、見当たりません。
隣の建物「水と緑のふれあい館」に自動販売機・トイレ・レストランがあるようですが、水曜日は定休日でした。
(開館時間9:30~17:00 休館:水曜日)

と、言うわけで、ダムを渡る手前にあるトイレに立ち寄りました。
さすが観光地というだけあって、個室数も多く立派なトイレです。


洗面所は、故障中の水道もありますが、2つは普通に使えました。
個室は洋式がひとつだけで、あとは全部和式というのがちょっと気になりますが、キレイに清掃された気持ちのいいトイレです。



登山ルートの紹介

今回の山行は、10㎞ 約6時間。
小河内ダム→サス沢山→惣岳山→御前山へと登り、ピストンするルートをご紹介します。
小河内ダムを渡って登山口へ
駐車場の目の前が公園になっています。
テーブルやベンチも設置されており、小河内ダムをのんびり眺めるもよし♪散策するもよし♪
ダム竣工50周年を記念して作られたタイムカプセルがありました。


気温が低い早朝には湖面に靄が発生し、幻想的な風景を創り出してくれます。


トイレに立ち寄り準備を整えたら、ダムを渡って行きましょう。
鏡のようにキラキラと美しい奥多摩湖、それを取り囲む山々を眺めながら進んでいくと、長く思えるダムもあっという間です。


ダムの途中に建物がありました。「展望塔」です。
2棟の監視塔のうち、ひとつを展望塔にしたもので、無料で入場・見学できます。(10:00~16:00)


2階部分には小河内ダムのジオラマ、ダム建設の歴史を紹介するパネルなどの展示があり、3階の展望室からは、ダムの下まで100m以上というスリル満点の眺望を楽しむことができるようです。
残念ながらワンちゃんはNGです(T_T)


ダムを渡り切ったところに、ダム建設時に使用した展示物がありました。
「コンクリートバケット」は、コンクリートの運搬に使用され、1回に6㎥を運ぶことができます。
また、対岸との通行路として使われている「浮橋」、現在はポリエチレン・発泡スチロール製ですが、当時はこの「ドラム缶浮橋」が使われていたそうです。


それでは、公園内に設置されている「御前山」の案内板に従って、登山口へと向かいましょう。
展望広場・頂上広場
ここまで駐車場から1㎞ 観光しながら歩いて約20分。
登山道へ入ったのかと思いきや、この先に「展望広場」と「頂上広場」という眺望を楽しみながら、のんびりくつろげるスポットがあるようです。


まずは「展望広場」。
広い敷地にたくさんのテーブルとベンチが設置されています。
芝生のような緑の地面は、フワフワで踏み心地がよく、苔の一種のように感じました。


先程通って来たダムと山々が一望できる素晴らしい眺望です!
ここまでは、登山装備がなくても来られるので、紅葉シーズンにはいいかもしれませんね(^^)

次は「頂上広場」へ立ち寄ってみましょう。
先程よりさらに少し登ったところにあります。


長い階段を上ると到着です。
が、敷地は先程の広場と比べるとだいぶ狭いです。1/3くらいでしょうか。


眺望も先程とほとんど変わりません。「展望広場」の方がオススメですかね(;^ω^)
ちなみに、両方ともトイレはありませんのでご注意を!

本格登山の始まり
ここからが本番。
木の根やゴロゴロした岩が現れる急な上り坂が続きます。





黙々と登り続けていくと、少しなだらかな場所に差し掛かりました。
登山中の眺望には全く期待が持てないこのコースですが、少しだけ木々の間から奥多摩湖が望めるポイントがあります。


薄暗い森の中にキラキラとまぶしい木漏れ日が降りそそぎ、ほんの束の間の休息を楽しみます。

しかし、まだまだ登山は始まったばかりなのです。
どんどん先に進みましょう!


しばらく登り続けた先に、ベンチのようなものが見えてきました。
やっと「サス沢山」に到着できそうです。


「サス沢山」に到着
標高940m「サス沢山」に到着です。ここまで2.8km 1時間30分。
山名の由来は「サス(ザス)」=『指す』焼畑が行われていた場所という意味からで、「ゴンザス尾根」の「ザス」も同様とのことです。


山頂のスペースは広く、ベンチの先には展望台があります。
青く輝く奥多摩湖の全貌を眺めながら、ここまでの疲れを癒しましょう♪


遠くには、大菩薩嶺・鶏冠山・飛龍山、ちょこっとだけ七ツ石山も見えていますね。

足元がチクチクして気になる様子のエルモ。どうやら栗がたくさん落ちているようです。
ここから先は、登山道一面に栗が散りばめられているワンちゃんの難所が続きます。
「靴」を持っているワンちゃんは、履く準備をお願いします。


そして、もうひとつの恐怖(>_<)
犬猿の仲といわれているアイツが登場するのです。
クリ地獄の登山道にサル出現!
山に栗の木があるのは珍しいことではありませんが、ここまで登山道一面にイガが散らばっているのは初めてです。
いや、人間は靴を履いているので、今まで気が付かなかったのかもしれません。


登山道は、相変わらず急な上り坂が続いています。
栗のイガって手で拾えないくらい鋭く刺さって痛いものなんですね…大丈夫かなぁ…




もしかしたら途中リタイアもあるかと心配しながら進みます…が、エルモは以外にもペースを落とさず登っています。

しばらく進んで行くとなだらかになり、静かな森が広がる風景へと変わってきました。
スタートから3.6kmの地点。
エルモが何か発見したようで、森に向かってワンワンと吠えだしました。


登山道のすぐ近くの木にサルがいました。体長は1m前後でしょうか。
キレイな冬毛がモフモフして暖かそう♪
右にも左にもいて、取り囲まれてしまったようです(汗)


サルは、エルモが吠えても全然平気なようで、じっとこちらを見ています。
逆にエルモの方がビビッてしまって、登山道で固まって動けなくなってしまいました。
特に襲ってくる様子もないので、普通に近くを通り過ぎました。

通り過ぎた先は、ゴツゴツした岩が連なる岩稜帯。
一難去ってまた一難。このルートはホントにバラエティー豊かで全然飽きませんね(;^ω^)


相変わらずクリ地獄は続いています。
避けながら歩いているのか…踏んでも平気なのか…???


エルモは時々「イテテッ」って感じで、足を持ち上げるしぐさはあっても、さほどダメージは受けていないように見受けられます。





今回のルートでここが最もアドベンチャーを感じられる区間でした。
しばらく進むと、久しぶりに案内板を発見!
いろいろありましたが、気が付けば間もなく「惣岳山」に到着のようです。
「惣岳山」から「御前山」への道のり
標高1,341m「惣岳山」山頂に到着です。ここまで4.8km 2時間40分。
広いスペースがあり、いくつもベンチが設置されています。
明るい日差しが降りそそぎ、暖かい雰囲気のステキな場所なのですが、眺望はありません。
ちょっと残念…証拠写真だけ撮って先に進みます。


このエリアは「奥多摩都民の森」の敷地内なので、子ども達もたくさん訪れるのでしょう。
整備されたキレイな登山道となりました。
しかも、クリ地獄は終わったようで、優雅な山歩きが楽しめます♬


紅葉には少し早いこの時期ですが、少し秋の気配を感じることができました。


余裕をかましていると、時折り岩ゴツゴツの急坂が現れたりもします。



「御前山0.3km」の案内板を発見!
その先には、急登ながら作りたてのようなキレイな木段が続いています。




登りきったところに富士山が望めるビューポイントがあります。
『これぞ富士山!』といった感じの、うっすらと雪をかぶった美しい姿を見ることができました。


ここにも近くにサルの姿がありました。「キーキー」と、鳴き声を上げて仲間に知らせているようです。

黄色く染まった落ち葉の絨毯の上でまったり。間もなく到着のうれしい予感…


「御前山」に到着
標高1,405m「御前山」山頂に到着です。ここまで5.6km 3時間15分。
山名の由来は「ごはん」を盛ったような山容から『御膳』など数々あるようですが、大岳山が「殿」だからその「姫」を意味する『御前』という説がロマンチックでいいなぁと思いました。


山頂には広いスペースがあり、ベンチが8ヶ所くらい設置されていて、立派な標柱がドーンと中央に置かれています。
確かこれと同じタイプの標柱が「大岳山」にもありましたね(^^)カップルだからでしょうか?

北側に180度の展望があり、奥多摩の山々を望むことができます。
やっぱり最前列のベンチは人気のようで、ヤマメシを楽しむ人達ですぐ満席になりました。

多方面からアプローチすることができるアクセスの良い山なので、お昼が近づくにつれてどんどん人が増えてきます。
ランチを済ませ、ゆっくり休憩もできたので、ボチボチ帰る準備を始めましょう。

まとめ

山ではいろいろな動物に出会いますが、実はサルが一番苦手です。
鳴き声をあげて仲間を呼ぶので、集まってくると恐いですね(>_<)
近くを通過する時はちょっとドキドキします。
対策として、スマホから大音量で「AKB48」の曲を流して、大人数いると思わせる作戦をとっています(^^)



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