≪リタイア編≫(静岡県 富士山系) 宝永山 風速25m!砂利混じりの突風に襲われ、あえなくリタイア(>_<)

犬登山

2022年10月の情報です。

宝永山(ほうえいざん)ってどんな山?

標高2,693m。宝永4年の宝永大噴火で誕生した富士山最大の側火山です。
標高2,380mの「富士宮口5合目」駐車場に車を停めれば、2時間ほどで登ることができ、「宝永山遊歩道」と称されたキレイに整備された登山道が続きます。

火口の中に「ℤ」の文字のような登山ルートが造られており、ダイナミックな景観が楽しめることが人気の理由のひとつとなっています。

ダイナミックな火口歩きが楽しめる「宝永山」

しかし、この日は富士山山頂の風速は32m。標高2,500mのこの辺りでも風速は25mくらいあったようです。
至近距離から砂利を投げつけられるような、小石混じりの突風に煽られて危険を感じ、無念のリタイアとなりました。

ちなみに、台風で風速15~20m。風速25mとは、走行中のトラックが横転してしまうくらいの強風なのです。

駐車場・トイレ・自動販売機

「富士宮口公衆トイレ」は、冬季閉鎖です。(駐車場に簡易トイレあり)

自動販売機や飲料水はありませんので、あらかじめ準備しておきましょう。(6合目に雲海荘宝永山荘がありますが、営業日の確認が必要です)

駐車場

「富士宮口5合目」に道路の路肩を利用する形で、約350台停められるスペースがあり無料です。

「富士山スカイライン」(無料)は、4月下旬から11月上旬まで通行できますが、夏期はマイカー規制があるため 7月10日~9月10日まで通行できません。
詳しくは、こちら→「富士山表富士宮口登山組合HP」

つづら折りになった道の路肩を利用する形の駐車場
当然上の方から埋まっていきます
相模湾を望む眺望が素晴らしい!
景色を眺めに来るだけの人もたくさんいます
そして見上げれば富士山‼

トイレ

「富士宮口公衆トイレ」は、この階段を上がったところにあります。
標高2,400mの看板があったりして、テンションあがりますね♪

まずは、トイレに行ってスッキリしようっと♪
記念撮影ポイントだね!

しかし、冬季閉鎖で使えません…利用できる期間の記載はありませんでした。

トイレ♪トイレ♪
シャッター閉まってて入れなかったワン…

駐車場まで戻って、来る時にチラッと見かけた「簡易トイレ」を目指すことにします。

「富士宮口五合目レストハウス」は、2021年3月の冬季閉鎖中の火災により解体されることとなり、再建の目途はたっていないとのことです。
火災の原因は、閉鎖中に侵入した不審者の放火だったそうです。

駐車場には、案内板あり
ここにレストハウスがあったんだね…

少し下ったところに簡易トイレがありました!ペーパーもありキレイでした。

一段下がったところに簡易トイレあり
トイレも済ませて準備OKだワン♪

登山ルートの紹介

富士宮口5合目→第2火口→第1火口を通り、帰路は6合目の山荘を経由するルートを予定していましたが、今回は第1火口を過ぎたあたりでリタイアとなりました。

「五合目宝永入口」登山口へ

駐車場はすでに風が強かったのですが、とりあえず行けるところまで行ってみることに…

「第二火口」へと向かう登山口へ
すごく風が強いよ…
変顔になっちゃうんですけど…
もう前が見えません!

車道を歩いて「五合目宝永入口」の登山口を目指します。

それでも行くのね…
「五合目宝永入口」を発見
山頂までは、ここから105分

山頂までは「105分」と記されています。
ここから30分ほど樹林帯を歩き、稜線に出るルートです。

安心・安全の樹林帯

樹林帯の中は風もなく穏やかで、ネオンカラーに色付いた木々の葉で、明るく感じられるほどです。

最初は樹林帯に入るんだね♪
樹林帯の中は風が無いワン♪

ところどころからスッキリと広がる海と山々の大展望を望むことができます。

もしかして風は収まったのではないか…まさかこの先で、ひどい目に合うとはこの時は想像もできませんでした。

これなら行けるかも!
景色もいいし、サイコーだワン♪
途中には案内板もあるね
あれ?樹林帯を抜けちゃったよ…嫌な予感…

稜線に立た!強風との闘い始まる

樹林帯を抜け稜線に出た途端、やっぱり強風が吹き荒れていました。
正面には不気味なほどスッキリとした姿を見せる「宝永山」が待ち構えています。

「宝永第二噴火口縁」の分岐に到着
ちょっとー!いきなり強風なんだワン…

天気はいい上、周りに木々もないので揺れ動くものもなく、風の強さがわかりづらいかもしれません。

そびえ立つ「宝永山」の前で変顔…違う犬みたい。
ここを登っていくのー?
風にも負けず…
砂利にも負けず…ボクは行く…
おーい!後の人、ちゃんと来てるかー!

道幅もそんなに広くないので、吹き飛ばされて滑落しないようにゆっくりと登っていきます。

火口の中を登っていくダイナミックなルート。
ひとすじの登山道がくっきりと見えています。道に迷うことはなさそうですね(^^)

こんな感じに、火口の中に造られた登山道を登っていく予定でした

度々、突風が襲ってきますが「稜線を抜けて火口に入れば少し収まるかも…」と、期待を胸に頑張って進んでみます。

さすがにキツイんですけど…
もーやだ!帰りたいワン!

「第一火口」にて勇気ある撤退

「宝永第一火口縁」の分岐までやってきました。
ここから火口へと進んで行きます。果たして風は収まるのか…

「宝永第一火口縁」の分岐
いよいよ火口に入っていきます

分岐した直後は、少し風が通りにくいポイントに入ったようで、収まったように感じました。

あれ?分岐したら少し風が収まったような…
待ってー!置いて行かないでー
案内板があるよ
風雪に耐え抜いている案内板。表面カスカスになってるね。

案内板や説明板は、この厳しい自然環境を物語るかのように、表面が白く濁っています。

心地よい風だと思っていたら…
「第一火口」の標柱くらいから突風が吹き始め…

ところが「第一火口」に差し掛かった辺りから、再び突風が吹き荒れるようになりました。
しかも、登山道の上から吹き降ろし、砂利を巻き上げてくるタイプの突風です。

人間だってヨタヨタして立ってられないくらい…
ベンチがあるけど休憩どころじゃないワン…

ベンチがありましたが、とても休憩する余裕などはありません。
フル装備の人間ですら必死です。飛んでくる砂利に打たれ、BB弾を食らっている状態なのです。

説明板あるけどカスカスで全く読めない…
砂利が飛んできてイタイよ…もう限界!

地面に近いエルモは、さぞ辛かったことでしょう。
結局、急いで下山することになりました。

急いで下山。母ちゃんガンバレ!!(エルモの顔ヤバイね)
今来た道を下って行くよ
え?写真撮りたいからここで「おすわり」しろってーの?

樹林帯に入る少し手前のところに紅葉した葉が美しい場所がありました。
この辺りは、砂利が飛んでこない場所だったので、秋らしい写真が撮れたらと思いましたが、やっぱり風は強かったです。

ムリでしょー!!
樹林帯に戻ってきたよ。ホッと一息♪おやつタイム♪

その後、樹林帯に逃げ込み、難を逃れることができたのでした。

オヤツをもらうエルモには、いつも通りの笑顔が戻っていました(^^)

まとめ

事前のリサーチで「駐車場で風が強いと感じたら登山はやめた方がいいでしょう」と、書いてあったような気がしましたが、まさかこれほどとは!
自然の驚異の前には、ひとたまりもありませんでした。
五合目と言ってもやっぱり富士山。油断は禁物ですね(;^ω^)

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