2022年2月の情報です。
乾徳山(けんとくさん)ってどんな山?
標高2,013m、山梨県山梨市に位置する山で、日本二百名山・山梨百名山に選定されています。
頂上付近は岩稜帯で「鳳岩」の20mほぼ垂直岩登りの他、いくつかの難所が待ち構える難易度高めのコースとなっています。
その反面、中腹までの登山道は、森林・高原など穏やかなコースが続き眺望も良く、全体として飽きの来ないバラエティ豊かな登山が楽しめる山です。


標高830mの「徳和」から約4時間、標高1,300mの「大平高原」からは約3時間です。
山頂は大きな岩がゴロゴロしていて、あまり広さはありませんが、眺望は素晴らしく、360度の大パノラマが広がります。
山頂直下は、クサリ場・ハシゴの連続
おんぶ紐とチェーンスパイク
ワンちゃんを背負うためのアイテムは必須です。
今回使用したのは、こちらの「抱っこひも」。抱っこにもおんぶにも使用できます。
価格も手頃でした。軽く折りたたんで1/3くらいの大きさになり、14ℓのリュックにも入りました。
使用しないときは、リュックの上から背負っておけば、邪魔になりません。
飼い主の身長は163cm。エルモの体重は8kgくらいですが、10kgまで対応しています。

使用する時は、先に自分のリュックを前にして後ろでウエストベルトを留めます。
その後で、ワンちゃんを背負ってウエストベルトを前のリュックの下で留めて使用しました。
※サイドポケットのペットボトルなどは落下しやすくなるので、中にしまいましょう。

モンベルのチェーンスパイク(5,060円)も使用しました。
装着が簡単で、幅広いシーンで大活躍!
これは、いつも重宝しています。
こんなに雪山だと思っていなくて、トレランシューズで来てしまったところが失敗(´;ω;`)
水がしみ込むので、足が冷たいです。
クサリ場・岩場の様子
「剃刀岩(かみそりいわ)」を過ぎたあたりから難所の岩場が始まります。
最初は、クサリ場ではないけれど、大きな岩を乗り越えていく感じです。
踏み外したらズドーンと落ちるイメージ( ゚Д゚)





その後10mくらいの「カミナリ岩」
ここは急勾配ですが、ボコボコと足場があるので比較的登りやすいです。






ロープの箇所も2ヶ所ほどありました。
新しそうなロープで安心感あります(^-^)
雪が固まって氷のようになっている箇所が滑るので、そっちの方が怖いですね。



最後の難関!
20mのほぼ垂直クサリ場「鳳岩(おおとりいわ)」
半分くらいまでは、足場が少ないので登りずらいですが、後半は割とスムーズに進めます。
でも高度感は、かなり感じます( ゚Д゚)















以上!重要なところを先にお伝えしました(^-^)
駐車場・トイレ・自動販売機
大平高原(おおだいらこうげん)大平荘の有料駐車場を利用しました。
1日800円。駐車台数25台~30台。
入口横の建物から出てきた管理人さんに料金を支払い、車のナンバーをチェックしてもらいます。


トイレは、駐車場の一番奥にあります。
自動販売機は、ありませんでした。看板には「お茶・ジュース」などと書いてあるので、建物内で販売しているかもしれません。


登山ルートの紹介

今回の山行は、7km 6時間30分。
標高1,300mの大平高原から月見岩を経てクサリ場・ハシゴを通り山頂(2,031m)へ。
帰路は下山道コースを通る半分だけ周回するルートをご紹介します。
駐車場から山頂まで
駐車場から5分ほど舗装路を歩きます。
この車道は、黒金山登山口(1,504m)の駐車場まで続いていますが、冬季は通行止めです。
夏になったら行ってみたいかも(^-^)


元々牧場だった土地には、現在ソーラーパネルが一面に並び、太陽光発電所となっています。


ここまで5分ということですね。
右折して牧場を横切る道に入っていきます。


駐車場の標高はすでに1,300mあるので、ここでも周りの山々を望む景色を楽しめます。
牧場を過ぎて少し登ったところに「乾徳山登山口」と、書かれた立派な案内板がありました。


ここから2時間30分。登山道にも雪がたくさん残っています。
軽アイゼンを装着すべきかどうか悩むところです…少し進むとまったく雪がなくなりました。


「徳和」から来る「道満尾根」との合流地点です。
標高1,520m。ここまで1.3km 45分、ほぼコースタイム通りです。



結局その先も、雪があったりなかったり…往路はこのまま山頂までアイゼンなしで登りました。
それにしてもこのコースは、とても眺望がいいので元気が出ます!




ラン、ラン♪と、鼻歌を口ずさみながら、草原のようなところを進んで行くと分岐点に差し掛かりました。すぐ目の前には目指す「乾徳山」が見えています。
ここから見ると、まあるくなだらかで優しい山のように感じます…(;^ω^)


「月見岩」に到着です。標高1,745m、ここまで2.4km 1時間30分。
ここは「高原ヒュッテ」への分岐点です。
近くには「手洗石」もありました。岩にくぼみができていて水が溜まり、洗面台のようになっているのですが、この日は雪をかぶっていてよくわかりませんでした。


「月見岩」を過ぎると大きな岩がゴロゴロ現れるようになってきました。
小さなクサリ場が連続しますが、ここはまだ序章にすぎません。
まだエルモもなんとか自力で進める程度のクサリ場・岩場です。




標高1,915m、ここまで2.9km 約2時間。
何かのはずみでパカッと割れたような大岩「髭剃岩(ひげそりいわ)」に到着です。


せっかくなので、隙間に入ってみることにします。
ちょうど人が1人通れるくらいの幅です。
最後まで行くとどうなっているのか…気になりませんか?



ここから先は岩場の連続となるため危険なので、エルモをおんぶして進みました。
最初、しっぽを出すところに間違えて足を入れてしまい、斜めになってしまいました。
ちょっと苦しそう…ごめんなさい、気を付けます!




ここを越えれば山頂です!雲が少し出ていますが、お天気もまずまず♪
風が全然なかったこともラッキーでした。

山頂から下山道へ
標高2,031m 山頂に到着です。ここまで3.4km 3時間20分でした。
山頂は、岩がゴロゴロしていてスペースはあまり広くありませんが、周りには360度の大パノラマが広がります。南アルプスの眺望が素晴らしく、雄大な富士山の姿も望めます。
居心地が良いのもあり、下山してしまうのがもったいないのもあり…1時間近く滞在してしまいました。




帰路は地図で「下山道」と記されているコースを通ります。
「笠盛山」方面へ少し下ってから分岐となります。


すぐに大量の雪と大きな岩のクサリ場となり、そのすぐ先は長いハシゴという難所になるので、早速エルモをおんぶします。軽アイゼンも装着しました。


しばらく進むと「下山道」への分岐点があります。
そのまま直進すると大変なことになってしまう重要な分岐ですが、たくさん案内板がある賑やかなところなので見逃すことはないでしょう。
危険な岩場は終了したので、ここでエルモは降ろしました。


ここから先は、登山道がわかりずらいザレザレの急坂が続きます。
雪でなおさら踏み跡がわからないので、木に取り付けられたピンクテープを頼りに適当に進みます。


「高原ヒュッテ」への案内板が出てきました。
すると勾配がゆるくなり、雪も少なくなり始めたのでアイゼンをOFF。


そして、今回もまた鹿に遭遇することができました♪
雪の残る高原をしばらく進むと、「高原ヒュッテ」に到着です。


トイレは冬季閉鎖中で使用できません。
避難小屋は使用できるようで、中に寝袋や荷物があり、泊っている人がいるようでした。


「高原ヒュッテ」のすぐ後ろに「乾徳山」が雄大な姿を見せていて、とても絵になる風景でした。



この高原まで来ると、今までの岩場・クサリ場が夢だったかのように穏やかな時間が感じられます。
緩急の激しい「乾徳山」それがこの山の魅力なのかもしれません(^-^)
お疲れ様でした。
まとめ
下調べはある程度していたものの、予想よりもハードな山行となりました。
「おんぶ紐」が大活躍しましたが、『1人では入れられない』という問題に直面し、今後の課題となりました。家で何回か練習して1人でセットできるように工夫したいと思います。
ただし、おんぶ紐があっても人間・ワンちゃん共に危険のリスクは高まるため、念のため持参するくらいの気持ちで、犬登山で岩登りは今後控えようと思っています<m(__)m>
次回は、もっと楽々なお山に行こうね♪







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