2021年12月の情報です。
「伊豆ヶ岳」周辺の山ってどんな山?
大蔵山(おおくらやま)
標高720m。西武秩父線「正丸駅」から長岩峠方面へ向かい、伊豆ヶ岳へのコース途中に出会える山です。「関東ふれあいの道」に選定されているルート上ですが、その山名は地図上に記載されていません。
山頂は、木に囲まれていて眺望はありません。スペースも狭いですが、丸太などに腰を下ろして休憩することができます。


五輪山(ごりんやま)
標高770m。伊豆ヶ岳へと向かう「クサリ場」のすぐ手前にある山です。
平坦で広いスペースがあり、ベンチも用意されていて、ひと息つくのにちょうどいいポイントです。木々の合間から少し眺望があります。下った先が、正丸駅からの直登ルートとの合流地点となっています。


伊豆ヶ岳(いずがたけ)
標高851m。西武秩父線を利用して縦走する人も多く、バラエティに富んだコース選択できることもあり、奥武蔵では特に人気の山となっています。
山頂は狭いですが、その手前の大きな岩のあるポイントには広いスペースがあり、眺望の良さも魅力のひとつです。天気の良い日には東京都心部方面、スカイツリーまで望めます。
また、コース上には本格的な岩場を楽しめる長さ50mの「クサリ場」があることでも有名です。その途中からは山々を一望できる素晴らしい眺望も楽しめるのですが、落石の危険もあるため現在は巻いて登る「女坂」を推奨しています。


古御岳(こみたけ)
標高830m。伊豆ヶ岳と双耳峰になっているこの山は、あまり知られていないかもしれませんがオススメです!
山頂には広いスペースがあり、東屋・ベンチも用意されています。その上、多少木々はあるものの360度の眺望が楽しめます。有名な伊豆ヶ岳のすぐ近くに位置しているので、通過点となることが多く、以外と穴場スポットかもしれません。伊豆ヶ岳から20分、正丸方面から来る際には、ぜひここまで足を延ばしてみてください。


小高山(こだかやま)
標高720m。長岩峠のすぐ先、地図上では「小高茶屋跡」と記されている場所です。
山頂のスペースは平坦で広く、ベンチも用意されています。西側に広がる山々の眺めが素晴らしく、疲れていなくても休憩したくなる心地よい場所です。


駐車場・トイレ・自動販売機
正丸駅駐車場。約20台 いつでも停められます。
料金:24時間 500円
48時間 1,000円
券売機で発行されたレシートを、ダッシュボードの上に置いておくタイプです。


トイレは、駐車場入口の近くにあります。
自動販売機は、売店の建物の前にありますが、売店は現在営業していません。
「2021年9月16日で閉店しました」と、いう貼り紙が貼ってありました。



正丸峠には「奥村茶屋」があり、ここでトイレに立ち寄ることができます。
不定休ですが、毎日営業しているようです。
※テラス席はワンちゃんOk。
月~土曜日 10:00~16:00
日曜日 9:00~17:00
登山ルートの紹介

今回の山行は、9km 約4時間30分
正丸駅から長岩峠を経て伊豆ヶ岳、その先の古御岳まで行き、帰路は正丸峠を周って下山するコースを紹介します。
伊豆ヶ岳周辺の登山道は、アップダウンの厳しい個所があります。その他にも犬登山としては難所がいくつかありましたが、全体的には気持ちのいいハイキングコースとなっています。
大蔵山・五輪山を経て伊豆ヶ岳までの道のり
正丸駅に向かって左側の端に下へ降りる階段があります。「伊豆ヶ岳を越える道」と、書かれている看板があり、階段を降りると線路をくぐることができます。
ここから25分は、舗装路を歩きます。


しばらく進むと「安産地蔵尊」がありました。金の胎内仏を持っている仏様として崇められ、大蔵山地区ではお産によって命を落とす人はいないと言われているそうです。


アスファルトの舗装路ですが、ずっと大蔵川に沿って歩くので、せせらぎが心地よいBGMとなっている爽やかな道です。
「伊豆ヶ岳」方面へ入る登山道入口の分岐点に到着しました。
「この美しい自然をいつまでも大切に!」の看板と小さな祠が目印となります。
ここを左側、祠の方へと入って行きます。

登山道に入りました。
10~15分進んだところに「ふたまた」の案内板。「直登ルート」との分岐点です。
直登ルートの出口には「危険」と書かれた案内板がありましたので、ここは「名栗げんきプラザ」方面へと進んだ方が良いでしょう。








稜線に出たようです。
ここまで2.7km 1時間20分でした。
分岐の案内板があります。「ここは大蔵山」と書いてありましたが、本当の山頂はもう少し先にあります。

木に「大蔵山」と書かれた紙が貼ってあります。標高720m、こちらが山頂のようです。
木に囲まれていて眺望もないため、写真だけ撮って通過します。


やっと案内板にも「伊豆ヶ岳」という文字が出てきました(^-^)
木漏れ日に癒されるなだらかな道を進み、長い木段を一気に駆け上がれば「五輪山」に到着です。



ここまで3㎞ 1時間30分でした。
「五輪山」のすぐ先の案内板に「危険」と書かれています。正丸駅からの直登ルートの出口のようです。本当は、帰路にこちらを通る予定だったのですが、「正丸峠」を経由するルートに変更しました。


この先が「クサリ場」となります。落石も多く危険なようです。岩場の途中からは、木々に遮られることなく素晴らしい眺望が望めるのですが、犬を連れては無理なので今回は「女坂」ルートで山頂を目指します。


幅は狭いですが、緩やかな登山道を進んでいきます。途中、眺望の良い場所もありました。


そんな「女坂」も進むにつれて勾配もきつく険しくなってきました。ロープが張ってある難所が続きます。エルモも抱っこが必要な個所がありました。
ただし、そんなに長い距離ではないので、ゆっくり慎重に登っていきましょう。




登りきると大きな岩がゴロゴロある開けた場所に着きました。
眺望も良く山頂まで1分くらいなので、ランチ予定の人はこちらのスペースがオススメです。




しばらく岩からの眺望を楽しんだら、すぐ近くの「伊豆ヶ岳」山頂へ向かいます。
ここまで3.4km 2時間でした。
山頂の標柱が立っている場所は、木に囲まれていて眺望もあまり良くありません。スペースも狭いので写真だけ撮って、次の目的地「古御岳」を目指しましょう。


古御岳までの道のり
「天目指峠(あまめざすとおげ)」方面へ向かいましょう。
「古御岳」までは、ここから20分ほどですが、急な下りと上りを越えて行く少しハードな登山道です。


向かい側の山に石灰石採石場が見えました。武甲山だけでなく、この辺りも良質な石灰石が採掘できる山があるようです。


ロープも設置されているような急な下り坂がしばらく続きます。道も細いので足を滑らせないように注意して進みましょう。下りが終わると今度は上り坂となります。



登り切った先が「古御岳」の山頂です。ここまで3.9km 2時間20分です。
山頂には、東屋がありベンチも用意されています。広く開けたスペースがあり、少し木々はありますが、360度の眺望が楽しめます。
明るくて開放的、リラックスできる東屋の中でのんびりランチタイムとなりました。


「西吾野」駅まで縦走する人は必ず通る場所ですが、長居せず通過してしまう人が多いようです。
ぜひ立寄っていただきたいおススメのポイントです。



正丸峠を経て小高山・正丸駅へ
ここから折り返して、まずは「正丸峠」へ向かいます。
「伊豆ヶ岳」まで約30分、今来た上り下りを戻っていきます。結構な急斜面ですが、エルモはまだまだ元気なようです。






天気は良かったものの、稜線上は冷たい風が吹いていました。
時折り広がる眺望を励みに黙々と登っていきます。


「伊豆ヶ岳」を過ぎて、「正丸峠」方面へ進んで行くと、西側にピラミッドのような採掘跡を刻んだ武甲山の姿も見えました。
「長岩峠」に到着です。ここまで5.3km 3時間20分。
案内板にはまた「名栗げんきプラザ」の文字が現れました。ここから15分程下った先にあるようですね。でもそちらへは行かず、今回は「正丸峠」方面へ進みます。


「長岩峠」を過ぎるとすぐに開けた場所がありました。
地図上で「小高茶屋跡」と記されている場所で、ここが「小高山」です。
山頂は平坦でスペースが広く、見晴らしの良い場所にベンチが用意されています。山の癒しを感じながらくつろげる場所なので、ぜひ立寄ってみてください。


「小高山」を越えると市街地を思わせるような、登山道が広がります。
登山は終了?いいえ、まだまだ続きますので、気を抜かないようご注意を!


しばらくゆるゆると下った先に現れたのがジンギスカンが名物の「奥村茶屋」。
ここが「正丸峠」です。
実はここ、一般の自動車道と交差する場所なので、車でこちらまで来られます。
斜面にせり出すように建てられたこの茶屋からは、東京方面の絶景を楽しみながら食事や甘味・ビールもいただけます。
ウッドテラスはワンちゃんOKとのことですので、トイレに立ち寄るにもちょうどいい場所かもしれませんね。(*^-^*)




この先が最後の難関!
「正丸峠」からは、しばらく急な下りとなります。その後は、川沿いの道をいくことになるのですが、ところどころ登山道にも水が流れている個所がある上、何度も川を渡ります。


橋が架かっているものの、ワンちゃんには通れないものばかり。しかも抱っこで橋を渡ることも難しいので、流れがゆるく浅い場所を見付けて川を渡ることになり、エルモもお腹まで水浸しになりながら進みました。

幸い、水深は浅い個所が多かったのでエルモサイズのワンちゃんであれば、流される心配はありませんでした。


往路のルートに合流し、ようやく「正丸駅」へ戻りました。
約9km 4時間40分。最後の最後まで気が抜けなかった山行も、これで終わりです。
お疲れ様でした。
まとめ
予定していなかった山にも出会うことができ、魅力的なスポットの発見もあり、期待以上に楽しめた山行となりました。
犬登山としては難所がいくつかありましたが、なだらかな登山道も多かったので、エルモも体力的に少し余裕があったようです。
「奥村茶屋」には立寄りませんでしたが、ワンちゃんOKということを知っていれば絶対コース内に組み込んだのになぁと、残念でしかたありません(T_T)
改めて「下調べは重要だ」と反省したので、次回に活かしたいと思います!




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